父がお世話になりました。

葬儀の前日はブリザード。兄が静岡から手配した200鉢のランの花を乗せたトラックがタイヤをスリップさせながら会場に到着した。
この花運びや会場準備そして当日の雪かき。友人の焼き饅頭の焼き台の設置、腰が痛くなる作業を終えると、もう正午。
あわててモーニングに着替えて頭を便所の水で濡らして髪を整え玄関に立ちました。
みんなが風に押されて、会場の玄関に入ってくる様子に野外の様子を感じました。
暖かいコーヒーの香りと焼き饅頭を頬張りながら、皆楽しそうです。
ゴスペル歌手とパイプオルガンが「ゴスペル調 草津節」から「アベマリア」まで、素敵な歌を聞かせてくれ、消防団の葬送ラッパがあり、思い出DVDがあり、何よりも父を偲んで大雪の中をお出かけくださった方々のおかげで賑やかな見送りができました。皆さんありがとうございました。
二日間も、ずっと会場設営に応援くださった200人を超える友人たちに感謝します。
見えないところで除雪したり、駐車場に風に吹かれて立ってくださった皆さんに感謝します。
地域商品券での引き物など、常識はずれの遺族のアイデアを実行するために、ご協力掛けてくださった皆さんに感謝します。
弔辞を捧げてくださった皆さんに素敵な話ありがとうございました。
おかげさまで父をやっと送り出せました。
ほっとしております。
ここまで葬儀を新しい形に変えるぞ==などと変なことで頑張って来ましたが、終わってみれば、どんなアイデアよりも故人の偲ぶお仲間や家族の故人を偲ぶ姿に勝る演出はないと感じました。
ただ5点にこだわってよかったとも思います
1 葬儀時間を一時間以内にすること。
2 香典返しを地域に還元できる、地域商品券にすること
3 遺族で仲良く、それぞれの役割をこなすこと
4 故人を飾らず、生前の生き方を見せること
5 会葬者との遺族が触れ合い話す時間を持つこと
この5つの注意点はどうにか果たすことが出来たと思います。
葬儀の固定観念からの脱出だと思います。
それにしても、楽しい葬儀でした。
「主治医の指示に従わない。」
「柴又でうなぎを食って、大往生」
「ゴルフの勝つと威勢いい。負けるとションボリ」
などと素敵な弔辞が、山本雅雄の生の姿です。
まあ、本当にへんてこな父でした。
それは「身勝手な正義感で突っ走り、社会と摩擦で火がつくような人生」です。
「親父みたいな男にだけはならない。」といつも父を反面教師に頑張ってきました。
私のお礼の挨拶の文句です。
くす・・・って笑い声が起こりました
きっと
「そんなお前も親父に似てきたぞ。」と思われた方の声でしょう。
「父に似ている。」「龍のルーツが分かった。」と言われると少しショックです。
でもきっと私たちには父から引き継いだ、”変人“のDNAが動いているのでしょう。
たくさんの方々の友情と忍耐に支えられて山本雅雄の人生が終わりました。
父は感謝も言わず逝きました。
残された私たちが、少しずつではありますが皆様のご恩にお返しをしてまいります。
ジェトコースターのような父との人生が終わり母は気が抜けてしまうことが心配です。
どうかお力添えをお願い申し上げます。


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