朝から勉強「龍のマニフェストへの政策提案」

今、朝の街頭活動から戻りました。10時までマニフェスト整理です。今まで公開してきたマニフェストを、A3判まで集約化、さらには、行脚中交わしてきた公約を加える作業中です。私にはゴーストライターは居ません。すべて自分でやる。
さて、そろそろ「龍のマニフェストへの政策提案」を受付る期日を設定しないと間に合いませんね。3月いっぱいで、政策提案を締め切りたいと思います。ただし、龍のマニフェストに加えられるかは、私の政策優先順位で判断しますので、すべての項目を採用できるかは判りません。でも、龍の感想や判断基準上の位置づけなどは回答します。


人の金を当てにする政治が駄目にする

デディケートカルチャーが希薄な国だと感じて悲しくなった。妻と娘がシークレットサンタの話をしてくれたからだ。「貧乏なときに無銭飲食した飲食店の店長から、20ドルを恵まれた人が、一念発起した。毎年のクリスマスに100ドル紙幣をホームレスに配り歩く為に、その一年を懸命に働く。そして彼の妻も、『倹約すれば、一人でも多くの人へ配れるね。』と夫へ協力する」そんな話。
日曜日は安息日。それは神から与えられた時間。それは神へ返す時間だ。教会のチャリティーや救貧ボランティアへ出掛ける。日本ではどうか。休日は自分の楽しみの時間と遊び歩く。
貧困が周囲に見えない日本だからこそ、貧者を助けるという感情が湧かないのかもしれない。その日本も、貧しさが顕在化する時代になった。パラサイトして隠されていた貧しさが、社会に見えるようになった。つまり、パラサイトの対象である家庭が同様に貧しくなり、貧しさの吸収力を失った。
ますます、政治が社会への奉仕であるべき存在になった。政治が権力を振りかざす威厳であった時代から、社会を支える為に人生の一時期を捧げる役割になった。金集めの政治から、特権を放棄する政治への変化が、日本でも起こりつつあると信じる。
私が立候補表明の記者会見において「知事は偉い存在ではない、役割に過ぎない。」と発言した真意はここにある。
以下の記事が、この群馬県で起こったことを残念に感じている。


 読売新聞 群馬 【記事全文】
献金疑惑 角田氏 再び説明なし
久々公の場に 前橋で集会出席
参院副議長を辞任した角田義一参院議員(69)が24日、辞任後久々に公の場に姿を見せ、ヤミ献金疑惑について、「自分の選挙費用については一切関わっていなかった」と述べ、これまでの主張を繰り返した。発言は15分ほどで、献金に関しては具体的な説明は一切なかった。
  4月の県議選出馬予定者の前橋市内の集会に参加した角田氏は毛糸の帽子をかぶって登場。「先週、頭部にできた腫瘍(しゅよう)を切除する手術を受けたため」と前置きして、ヤミ献金疑惑について、「(2001年の参院選で)金も集まっただろうが、どこへどういう金が集まったかなんて候補者はわからねえ」「政治家は政治と金について神経質にならなくちゃいけないが、金のことばかり気にしていたらろくな政治はできない」などと語った。
  また、辞任後、県庁に小寺知事を訪ねたことも明らかにし、「『今回のことで角田氏のこれまでの功績や人格を疑う人は誰もいない』と言ってくれた。涙が出るほどうれしかった」と話し、涙ぐむ場面もあった。
  集会には小寺知事も出席、角田氏にそう話しかけたことを認めた。
2007年2月25日  全文引用


政治家こそ、金の問題へ神経を使うべきではないか。政治献金を自身が管理不能になるほど多量に集めなくてはならないとすれば、政党助成金は何のために導入された制度なのか悲しくなる。
自分の資産を投げ打って政治へ挑戦する。安定をすててまで挑戦する理由、目的があるから政治が意味を持つ。自分で分からないほど政治資金や選挙資金を集めなくてはならないなら、政治が歪むのではないか?
すべてを他力本願では政治の凄みは薄れるが「資金がないものに政治を目指す機会を奪う。」との指摘もあるだろう。資金提供を受ける場合も本当に政治理念に賛同された資金なのか、権力へ擦り寄るための資金提供なのか?それを精査するのは政治を目指すものの義務だろう。
でも資金とは金額だけではあるまい。体力、気力、そして政治活動へ掛ける時間、家族や周囲の理解、も含めて資金だから、金はなくてもやる気があれば政治はできる。


公開討論会の主催者団体関係者と会う

まだ詳細は未定。しかも、他の候補予定者の態度へ影響もあるので、感想だけ報告します。
昨日、知事選挙の公開討論会を主催を計画している団体の方々と面談した。知事選の公開討論を主催されることは、とても大変なことだろう。その事に敬意を表したい。
「公開討論会を実現」は、この選挙を社会をより良いものにしたいと願う人々の挑戦だ。私ができる応援は、参加すること。


今回の公職選挙法改正は、行政のあり方まで変える

群馬県知事選挙における、全ての候補予定者が、マニフェスト配布解禁を歓迎している。と、今朝の新聞に記載されていた。
一番歓迎しているのは私でしょうが、その紙上での、私のコメントは解りづらいですね。
「当選後も公約に縛られることが大きい。」、「公約したことを実行する義務を負う。」との意味です。
それぞれの陣営のコメントがあった。ある候補者の幹部の「選挙戦の効果は不明」とのコメント。戦術上のことではなく、立候補者の責任として、選挙戦術上、有利であっても不利でも、マニフェストを公開することは当然。
 
社会にとっては、マニフェスト公開は絶対効果ありです。
1 立候補者の質が高められる
2 有権者の選択が、政策の比較で可能になる
3 当選後の政権運営が、マニフェストによって規定される

特に、3の意味こそ、私の挑戦の意味だ。(新聞のコメントはこの部分を取り上げたものです)
『知事の思いつきをなくす』事こそ、私が今までの政権との対立軸に掲げるものだ。
私は県議会議員として11年間、人々の願いを、助けを呼ぶ声を県政へ届けてきた。しかし、政治の澱みに打ち消されて、なにも叶わない。最後には、「予算がないから待ってください・・・」その一言で終わり。ところが、「予算がない」の言葉は嘘です!予算はあった。けれども、『知事の思いつき』に使われて無くなった。県立昆虫の森に72億円、県立天文台で55億円、さらに、毎年維持費が15億円・・・。予算を生み出す努力もしない。不要な事業の廃止、資産の売却など、大ナタを振るわなければ、県民の暮らしは守れません。
私のやるべきことは、マニフェストに書きました。これを実現するために、私はどんな抵抗にあってもやり遂げます。それが公約です。公約とは、「こうします」との有権者との約束。つまり、マニフェストに書いた事以外はできないということです。任期中、気が変わることも、何か思いつきで行う事も出来ない。この設計図のように行政運営します、と自らを縛る物です。
「公約は破るためにある」とは、ある代議士の言葉です。とんでもない!!マニフェストとは、有権者との約束です。「私ならこうします」と、訴え、約束して、有権者に選んでもらうのです。
「子供を育てるなら、群馬県」というキャッチフレーズだけの選挙。コンビニの数まで予測する意味不明のビジョンを掲げ、選挙公報にまで載せる候補者に、思いつきのフリーハンドの県政を、任せるわけにはいきません。マニフェストを公開しない候補は、当選後、何をしてもいいのです。
だから、自分の思い付きによる、『昆虫の森』、『県立天文台』、『県立フランソワーズポンポン美術館』・・・が許されるのです。おかしいと思いませんか??自分の権力を自制する、我慢する事こそが、リーダーに必要な事です。私のマニフェストは、まさに、今までの、4期16年に対する、官僚の独裁政治への、アンチテーゼです。
思いつき政治 → マニフェスト実現への工程管理型
権力の集中 → 地方へ分散
長期政権 → 任期限定
暴走 → 自制・我慢 (その証として1期5000万の退職金全廃は当然)

5期で2億5000万。庶民の老後の不安はわかりません。知事が、自分自身で削ってみせて、やってみせなければ、職員に節約なんか言えませんよ。
話を戻しますが、マニフェストという設計図がなければ、知事の政策目標を到達するのに、時間や手間がかかる。だからマニフェストをより具体的に示せば、当選後、すぐに県庁組織が方向を理解できる。
今回の公職選挙法改正は、行政のあり方を絶対に変える。大変革させる。


富岡20日目

今日は少し冷えた。朝、車に乗り込むとき、ガラスに霜が降りている。このまま、冬の装いもなく、春になっては困ったものだから、少し安心。
富岡の交差点に朝立ち。いつもの風景だが、立ち止まって下さる歩行者の方へ渡すチラシがない。昨日までの活動で、予定していた枚数を使い果たしてしまった。
・富岡、甘楽郡でチラシをもらってくださる方が増えた事
・活動地域外での集会などで配布する量が増えた事
が理由だ。そういえば、車の燃料の消費量も、うなぎ上りだ。これもありがたい事。
さて、当初予定していたように、安中・松井田での活動開始が少し遅れた。それも群馬県中からのお声がかかって、富岡甘楽での活動予定が消化できていないからだ。これもありがたい事。


スキーバス事故・・・「昆虫の森」で失った予算のお陰で命が削られる事のないように祈る

スキー客を乗せた観光バスが、事故を起こしたという報道を見た。昔はよくスキーバスで仲間と出かけたものだ。事故の理由は、安全運行を出来る体制を維持できる適正な料金ではなくなった事だ。今回のバス事故では、1人の運転手が交代なしに、夜を徹して500キロ以上を走ったらしい。バス業界の競争激化が、運転手へ劣悪な労働環境を押し付けている。
「ツアーバス運行の適正化に向け、長時間労働の禁止や最高速度の順守などを徹底する通達」が出されたが、これをバス利用者が理解しなければ、また他社より料金が高ければ、利用者は逃げてしまう。不当廉売なのか、バス業界の競争激化なのか。どちらにしても安全を担保できる料金を払うという事を忘れてしなった消費者への警鐘でもある。「安ければいい。」との価格崩壊が命を奪いかねない事が、これで証明された。
群馬県の小中学校の修学旅行や大会輸送などのバス代も、「安ければいい。」との視点では危険だ。それなりの経費を予算化するなど、教育委員会も対応が望まれる。(先日、教育委員会の部活負担の軽減化の記事があった。良いことだと思う。校外講師の予算化も同時に進めてほしい。私が過去に一般質問で、部活動講師の、教師割り当て廃止を訴えた事があった。それが少しずつ現実になってきた。その時の答弁は部活も生徒指導の一環との答弁だったが。もちろん熱血体育コーチを否定はしないが。)
県立病院スタッフ、県内の12消防本部の配置される消防士、警察官などの直接的に命を守る業務においても、過重労働による弊害のないような勤務体制が検討されるべきだ。先日、ある消防士から「気管挿入の研修時間も取れない。」と話を聞いたが、安全の経費まで価格崩壊では、行政への信頼を失ってしまう。
行政内部事務の簡素化と反対に、行政本来の暮らし命を守る分野は削れない。政治の暴走によって本来やるべき仕事への予算配分が十分できず、その結果、命が失われる事は犯罪ではないか?
 
「昆虫の森」で失った予算のお陰で命が削られる事のないように祈る。


吾妻以外で初めての後援会発足

今日は朝から富岡、下仁田での街頭演説、午後3時に終え、6時からは、伊勢崎市内で行われた会合に出席。15分で退席して、館林・後援会準備会主催の、行脚報告会へ向かいました。
驚くほど大勢の方にお集まりいただきました。まだまだ人数では他の立候補予定者には勝てません。でもどの方も皆さん、私が1ヶ月間の活動中に励ましてくださったお顔です。大企業や政党組織、各種団体の支援も無い私にとって、愛情と期待こそ励みになります。一寸の虫の、この5分の魂を込めて、感謝を捧げます。
この館林で昨年7月、立候補表明第一声、そして、議員辞職、その後遊説1ヶ月間お世話になった皆さんへご無沙汰をお詫びし、「元気に戻って参りました。」と報告しました。
あれから7ヶ月間、幾度か弱音を吐きたくなるような逆風新聞報道もありました。そのたびに立候補表明から私を励ましてくれた館林の仲間は、「龍もこれであきらめるか?」と思ったことでしょう。
・群馬県連が伊勢崎出身の官僚を候補として擁立の話
・いつの間にか県議会議長の擁立決定
・清水太田市長の立候補の可能性
・知事さんと議長さんの団体推薦獲得競争
・新年度予算のおける知事のバラマキ予算
ここまで権力の傲慢さを見せ付けられて、本当は何度か挫けそうにもなりました。
でも、今まで館林邑楽から、太田、伊勢崎、桐生、沼田・利根、渋川・北群馬、そして藤岡・多野で人々から託された約束を果たす為には前進です。それに、ここで龍があきらめたら選挙戦がつまらないでしょう。
逆風ばかりではありません。嬉しい励ましもたくさんあります。
7ヶ月前、暑い館林の町を歩きながら、冷たい水を頂いたり、励ましの言葉を頂いた皆さんが、私のことを覚えていて下さいました。そして、今日再びおいでくださったことです。こんな些細な事に、また元気になって、富岡に戻ります。
PS.今日の館林、閉会後に一人の出席者から、「この集まりを後援会へ改組しよう。」とご提案があり、私にとって吾妻以外で初めての「山本龍後援会」が今日、館林に設立しました。なんか恥ずかしいけど嬉しい。


情報公開が監視能力を高める

《市政コーナー》 ◎議会に通報先、公益通報条例施行へ=岐阜県多治見市
 多治見市(11万7900人)は、「職員による公益通報に関する条例」を施行する。昨年9月に成立した市政基本条例で規定された個別条例の一つ。公益通報を行う職員の保護を図り、内部告発の有効性を高める狙いで、同時に予防効果を見込む。施行日は4月1日を予定している。 条例は、行政内部への通報のほかに、外部通報先として市政監察員を議会に置いて独立性を担保する。さらに「議会に情報を集約することで、議会の監視機能の強化も図る」(企画課)構想。監察員は弁護士2人に依頼、3年の市政監察契約を結ぶ。 通報を受けた場合、監察員は議長にその事実を報告。調査後、行政や議長に報告を行う。条例は、報告を受けた行政が再発防止策や告発といった措置を取らない場合、監察員自らが告発に踏み切ることを可能とした。加えて、違法性がないなど調査対象とならない情報を受けても、それらの情報を基に監察員が行政に対し、意見を述べることができると規定した。(了)(2007年2月8日/官庁速報)
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
宮崎県における新知事誕生や、夕張市議会の破綻までの監視能力の欠如など、最近の議会への注目が増した。監視機関としての議会の能力が高まることは、執行者にとっても有り難いことと考える。執行者と監視者との馴れ合いこそ、澱みの原因だろう。
知事と議会との関係についての先日の読売新聞のインタビューでも
『議会の使い方を誤ったと思う。監視役、自分の鏡として活用する必要があったのに、敵対勢力にしてしまった。ただ、議会が良質な政策提言集団ではなかった面もある。議会も政務調査能力や県民の声を聞く機能を高めることが必要だ。』と答えた。それは、私が議会が2つの機能を持っているべきと考えているからだ。
第1は、議会は執行者が自身の顔に付いた汚れを教えてくれる存在だ。鏡なしには、顔の汚れは気付けない。つまり監視機能だ。内部は権力者への遠慮で、真実の声が挙がらないもの。
第2は、政策提案機能だ。県民の暮らしの中から、議員が自分のセンスで吸い上げた政策を提案してもらう。幾ら執行者が飛び回っても議員の普段の活動には届かない。
そこで今回の多治見市が行おうとしていることは私は賛成。そのためには情報公開。権力が全ての情報を公開する覚悟が前提だ。開示文章を黒塗りして出すなんてことは、私には卑怯な事だと思う。


一瞬の送受信で南牧へ

甘楽町の秋畑集落。ここは私が生まれた吾妻にそっくりだ!
在宅率も50%。皆お年寄り。中には足の不自由な方もいる。玄関まで出てくるのに一苦労の様子には大変申し訳なく、「そのままで結構です。」と大きな声で何点かの政策を伝える。「お兄さん。猿を退治してくれや。」とおじいさんも大きな声で言う。「有害鳥獣退治」は、山の暮らしを守る私の公約の目玉です。
なんか、桃太郎のようなお話です。
そういえばこの8ヶ月で、桃太郎もキジと犬と善い猿と、一緒に遠征する仲間がずいぶん増えました。
さて、これから甘楽の小幡を少し廻ってから、夕方南牧へ。多分今日は書き込み出来ません。


刺客?擁立より寒風に立て

昨日、今日と、私は携帯電話も圏外。ネットもない甘楽の山の一軒宿にいる。昨晩新聞記者さんからの、コメントを求める電話に偶然出ることができた。座談会で山を降りていたのだ。「現職知事が推薦県議会候補を擁立することに感想は?」と聞かれた。感想など無い。私は私の信じた道を進むだけだ。他者への批評など出来ない。自分が考える主張を語り伝え、そして評価されるだけです。
唯一つだけ申し上げたい。なにをするために挑戦しているか?と。明確な公約を有権者に示してほしい。選択できないではないか。誰がハンサム?誰が若い?そんな事だけで有権者は判断するべきではない。何を公約にしているのか。誰にその実行力があるのか。そして現職なら、いままで何を行ってきたかを示してほしい。なんで昆虫の森を作ったか。その目的を語り、その効果を示してほしい。県議選の刺客を擁立する前に、そのことをまずやってほしい。
さて今日の新聞を読んで。
まあ色々な情勢が生まれるものですね。混沌と言うのが適当でしょう。
・団体の推薦も自民推薦候補と現職との間での攻防戦。
・現職側は現職を支持する県議会議員候補を9人擁立。
・・・
そして相変わらず、山の家々を訪ねては、話し込んではお茶貰って体重を増やしている龍。
朝の街頭でクランクションの激励に小躍りしている龍。
・・・
この風景がもう半年続いている。何でこんな事をしてまで挑戦するのだろう。私が挑まなくては、同じ政治がまた4年続く。それだけは阻止するためだ。
以下は上毛新聞の記事より・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2007年2月14日(水)
●6郡市で知事選対決、4月の県議選
 夏の知事選に出馬する現職の小寺弘之氏の推薦団体が加盟する政治団体「群馬県民の会」(曽我孝之会長)は十三日、四月の県議選に立候補を予定し、小寺氏支持の立場をとる六選挙区の九人の推薦を表明した。県議会議長の大沢正明氏を擁立した自民党県連は、現職県議の集会に大沢氏を頻繁に招くなど県議選と知事選を連動させた戦術を強化。県議選十九選挙区のうち六選挙区で「小寺派」と自民候補が対決する知事選の前哨戦としての構図が鮮明になった。一方、前県議の山本龍氏は県議選と距離を置いた全県の遊説活動で支持拡大を狙っている。
 群馬県民の会は十三日、前橋市内の事務所で九人に推薦状を渡し、曽我会長が「会を挙げて協力したい」と激励。過去の県議選で応援演説を控えてきた小寺氏も「皆さんの役に立つ応援を最大限やりたい」と述べた。 小寺氏陣営は当初、小寺氏と自民の支持層が一部重なるため知事選と県議選を連動させない方針だった。しかし、小寺氏支持の候補者が増えたことや、知事選後の県政運営をにらみ戦術転換。一月の会発足式で「反小寺を明確にしている県議候補を当選させるわけにはいかない」と加盟団体に意思統一を呼び掛けた。
 対立する自民党県連は、大沢氏が所属県議の県政報告会に出席、二つの選挙戦を連動させた浸透策を展開する。各立候補予定者の政党機関紙でも大沢氏を紹介し、知名度アップを図っている。
 現職陣営の推薦に対し、自民党県連の金子泰造幹事長は「県政のチェックが本来の議会の役割。公に立つ人が『小寺知事の体制に反対する者は落とせ』とメッセージを発しているようで非常に違和感がある」とけん制。今月二日に前橋市内で開いた自らの県政報告会では「県議選、知事選、参院選の三連戦で三立て勝利を」と訴えた。
 知事選と同日選が見込まれる参院選立候補予定の山本一太氏ら県選出国会議員も県政報告会などに出席し、支援に動きだしている。
 群馬県民の会の県議選推薦候補は次の通り。  ▽前橋市・勢多郡区、岩上憲司氏(無現)中島資浩氏(同)後閑千代寿氏(無新)亀田好子氏(民新)▽高崎市区 後藤克己氏(無新)▽桐生市区 大沢幸一氏(民現)▽伊勢崎市区 塚越紀一氏(無現)▽藤岡市区 関口茂樹氏(無新)▽多野郡区 角倉邦良氏(無新)
◎県議選と一線画す山本氏
 山本龍氏は「県議と知事では政策が別」とし、県議選とは一線を画す。業界団体の推薦も原則的に受けない方針で、昨年七月から県内全域で県民個々に政策を訴える「キャラバン」を進めている。
 遊説した地域で勝手連的な支援組織の設立が相次いでいるとされるが、小寺氏陣営による県議選立候補予定者推薦については「『小寺派』が五人程度当選した場合、各地の拠点として機能するだろう。知事選には脅威」と警戒心を示した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・