チャンピオンの余裕

高崎に完成した癌の新検診システム「PET画像診断センター」の落成記念講演会へ。なるほど、このPET画像とCTスキャンの映像の同時撮影で、なんと1センチの初期癌がどの部位にあるかを診断するとは、驚かされた。群馬大の遠藤教授の講演で知った科学的な事実に医学の進歩を感じた。日本以外では、一回の検診コストは患者負担分で15万円ほどが韓国、台湾、アメリカの平均だそうだ。日本では8万円。飛行機代掛けても、検診の画像診断の能力の高い日本での検診が人気があるそうだ。
早速も私もこの検診に家族で出かけることにした。1センチの癌なら生存率はかなりの確立らしい。いろいろ見てもらおう。ここ10年。レントゲンすら撮ってもらっていない。公務員でもない、地方議員は自分で管理しなければ、体はボロボロになる。
それにしても驚いたことがある。講演会後の落成パーティーで、同席の県議会の仲間の一人から、「自称知事候補の山本県議」と声を掛けられた。聞けば、小寺知事の選対会議で配られた資料に、私のことをそのように表現しているというではないか?更には「来年の県議選で知事と対立する現職議員を揺さぶれ。」などの内容が書かれているらしい。内部資料だから何を書こうと構わないが、敵にも敬意を払ったほうがカッコいいと思う。
小寺選対の事務局には、我々と県政で働いた、能力のある大塚克己前企画理事が名を連ねているとのこと。今は前橋市の職員として活躍中と聞くが、同士が指導して、過激になり易い選対に冷静になるよう努めて欲しいものだ。
いつかその現物を見る機会があるだろうが、攻撃的な表現、他陣営を侮蔑した表現は、自身の選対を鼓舞するどころか、見識ある識者からの反発を受けるだけだ。特にチャンピオンである小寺選対とすれば、挑戦者とグラブを合わせ挨拶するくらいの余裕がほしい。


連休。はじまる。

スタッフの美穂ちゃんから、「連休中の勤務はどうしますか?」
成るほど、明日からGWがはじまる。私は毎日関係なく思いを伝えに飛び回る。まー。みんなは休んでください。
そういえば、小渕恵三代議士から、「政治は、休みも給料を要らない人間しかできない。」とよく言われた。私は24年間、それを実践してきたことになる。


自治体ニュースに記事が出ない群馬県。龍の政策採用?県政。

「体調順調なれど、メール多し。」
ご無沙汰です。深夜帰宅後、メールのレスで午前一時を過ぎ、夢うつつの中で行事の参加案内の封筒を開封して日程を入力して・・・、ブログにまで手が回りませんでした。音声入力の精度が増せば、この指が遅くてももう少し効率よく情報発信ができるのですが。なにしろ、僅かなスタッフと私とで群馬全域を対象にした作戦を展開中です。これから先、どのツールを中心に情報発信を行うかを選択する時期が来ます。コメントが少ないブログか、個人からの質問への回答メールか、HPだけの一方的な発信か。
さて今日は溜めていた、時事通信社の時事ネットニュースの中から私の関心をひいた5本をお知らせしたい。ついでに【】で私のコメントを発信したい。最近というか平均的に群馬県行政関係の記事はここに取り上げられることは少ない。「愛県債」、「病院局の評価委員の民家人起用」くらいか。場外乱闘でなく政策の切り口の新味で知事も勝負しないと、「日本一」と「日本で最初」が好きだけとのレッテルを貼られますよ。


HPにバナー広告導入=福井県
福井県は、県のホームページ(HP)を地域産業のPRに有効活用するため、2006年度からバナー広告を導入した。県内の企業、団体の広告を優先して掲載し、06年度は約180万円の歳入を見込んでいる。バナー広告はHPのトップページに掲載し、クリックすると掲載企業、団体のHPにリンクする。県はバナー広告導入に際し、「ホームページ広告掲載要領」「ホームページ広告掲載要綱」を作成。3月下旬に3枠を募集したところ、枠数以上の申し込みがあり、4社の広告掲載を決めた。
【龍:今やこの程度の自治体ビジネスは当然です。まったくしない群馬県が可笑しい。県議会図書広報委員会では、最年長の矢口議員が県議会広報詩に企業広告を検討するべしと発言。これが当たり前。県行政の頭の固いこと。市場化テストの進行予定タイムテーブルが空白のままではあるないな。】


教育施策で数値目標=山口県教委
山口県教育委員会は、「県教育ビジョン(指針)」(1998~2010年度)の実行計画改訂版に当たる「第2期重点プロジェクト推進計画」を策定した。生徒指導の充実、高校生の就職対策など34分野の教育施策ごとに、計54項目の具体的な数値目標を設定。計画期間は06~09年度の4年間としている。県教委は教育ビジョンの第3期実行計画として、04~07年度を期間とする「重点プロジェクト推進計画」を策定済みだった。しかし、いじめ、不登校といった子どもの問題行動の深刻化や、学力・体力の低下など、近年の教育をめぐる情勢が厳しさを増していると判断。施策を重点化、集中化して教育改革を進めるため内容を改め、同計画の第2期分と位置付けた。計画中、数値目標では▽スクールカウンセラーらを活用した教育相談を行う小中高校などの割合100%(04年度の小学校11%)▽高校生の県内就職率85%(同年度81.6%)▽博物館・美術館の入館者数96万人(同約72万6000人)―をはじめ計54項目を、34分野の教育施策の中で目指すべき到達点として提示。他方、深刻化する児童・生徒のいじめや不登校といった問題では、それらの発生率などは「減少させる」との表現にとどめた。
【龍の公約のように不登校0宣言、学級崩壊、校内暴力撲滅宣言くらいの覚悟がほしい。さて、昆虫の森の入場者数の増加を目指して養老孟司氏の講演会を開催するようだ。批判はしないが、小寺知事も昆虫の森の入場者数を伸ばさないと選挙戦に不利になると感じ始めた。結構なことだ。選挙を意識した知事が有権者の視線を意識することは県政にとっては良き方向だろう。私にとっては、不都合だが。観光局設置、研究機関の博士を教壇へなんてまったく私の発言のパクリ。結局は私の方向が正確だという証明になるだけですが。】


県民参加でごみ1割減運動=静岡県
静岡県は、2010年度を目標に、県内のごみ排出量を03年度実績から10%削減することを掲げた「“まずは1割”ごみ削減運動」を今年度から開始する。先に策定した「静岡県循環型社会形成計画」(06~10年度)に盛り込んだ。一般廃棄物の排出量を1461000トンから1315000トンに削減するよう市町などと協力して全県民に運動への参加を促していく。具体的な取り組みとしては、廃棄物を削減していくための「ごみゼロ自己点検表」を作成。「友人や知人と不用品を融通し合っています」「生ごみを堆肥(たいひ)にしています」といったポイントをチェックすることで、県民一人ひとりが自らのライフスタイルを検証できるようにした。県のひな型を参考に各市町が地域の実情に合わせた点検表をそれぞれ作り、住民に配布するなどして啓発活動に役立てる。 さらに、(1)スーパーに自分のバッグを持参する「マイバッグ運動」(2)ほとんどの市町が実施している生ごみ処理機を購入する住民への助成制度のPR―なども積極的に展開する。産業廃棄物については、10年度の排出量を03年度並みの11624000トンに維持することを目指す「産廃増加ストップキャンペーン」を展開。業界別懇談を通じて業者に排出抑制を促す。
【ごみ袋無料化のモラルハザード公約とは一線をひくべきだ。応益分担の法則が小寺県政の口癖ではないか。無料化の政策を掲げる市町村へは減量化の代案を提示させ、不履行の場合は、廃棄物処理県費負担の引き下げなどを行うべきだ。「フロン破壊装置オーロラ】を日本で最初に設置した群馬県。いつの間にかその「オーロラ」が廃棄されていた。何をしたいのか、まったく判らない小寺県政。】


旅券発給事務を全市町村に移譲=岡山県
岡山県は2006年10月、旅券の申請受理と交付に関する事務を市町村に移譲する。旅券発給事務を、対象市町村を絞って移譲するケースはあるが、すべての市町村に委ねるのは全国初。事務移譲に伴い、県の出先機関(県民局・支局)にある旅券窓口は廃止する。ただ、▽旅券作成▽親族が海外で事故に遭った場合などの緊急発給▽インターネットを通じた電子申請―に関する各事務は、引き続き県が担当する。事務移譲を円滑に進めるため、今後、市町村の担当職員向けに講義や実地研修を行う。県や市町村の広報誌などを通じ、県民への周知にも努める。 申請から交付までの期間は、現在8日以内(土・日曜日を除く)で、移譲後もこれを維持するよう市町村に促す。 移譲先をすべての市町村とした理由について、国際課は「移譲しない市町村があると、県の出先機関の窓口を残さざるを得ず、行政効率が悪くなる」と説明している。
【権限委譲が県行政にプラスであるとの証明だ。市町村が行ったほうが、県民サービスの向上には繋がる。間違いなし。市町村役場は県出先より絶対身近。問題は委譲を市長村が嫌うことだ。当たりまえ。面倒で経費がかかり、助かるのは県だけでは市長村はやるはずない。予算も、人も、一緒につけても、県も得なはづ。みんなが特になる仕組みを作ろう。】


職員研修を外部委託=和歌山県
和歌山県は、2006年度から職員研修を民間の専門機関に外部委託した。県人事課は「委託により県の業務が削減でき、予算も節減できる」としており、06年度は執行ベースで約1千万円の節減になる見込み。委託に伴い人事課の下にあった考査・研修室も廃止し、担当職員を4人減らした。研修には、採用年数などに応じて義務的に受ける必要のある一般研修と、希望者が受けることのできる特別研修、講義形式のセミナーの3種類がある。県は03年度から、職員が受けた研修の数などに応じてポイントを加算し、昇任の目安とする「ポイント制研修制度」を導入。これに伴って受講者が増加し、県の負担が大きくなっていた。研修の実施・運営をほぼすべて外部に委託することで、県は今後基本方針の策定や施設管理などに専念する。
【これなんて群馬県庁にはできないこと。ごめんなさい。小寺県政ではできないこと。役人が民間人に教わることはないと思っている人にはできません。民間人である議員の意見も聞かない人には、誰の声も届きません。】


群馬の幸福度アップ

振り向くと、ソファーで桜子が寝ている。毛布に包まっているので、気づかなかった。妻が忘れていったのだ。急いで、ベッドへ抱いて運んだ。麟太郎のときは頭を右に、桜子のときは左に抱きかかえる。それが彼らのベッドの枕の位置なのだが、最近は変わった。桜子は麟太郎のベッドで寝たがるのだ。不在の彼の布団に彼の匂いがあるといっている。彼女は、自身が麟の代わりになっていると主張しているのか。
親の都合で子供を少年時代から、一人にさせた我々とすれば、ほほえましいと感じるながらも、寂しがる桜子への申し訳なさを感じる。その麟太郎から電話があったと言う。「一足だけの靴が泥だけで洗ったら代わりが無いので送れ。」とのことだ。短い電話だったようだが、楽しく生活を送っているようだ。
さて、帰宅後のニュースで「中二の女学生が死体で発見。」、「母と姉が餓死。障害のある妹が保護」とあった。これが社会の実態だ。アメリカでは資産家が安全に不安を感じ、少年の麻薬使用が常態化し、社会はまさに混乱だ。日本がこうならない保証は無い。むしろそういう方向へ進んでいる。
努力せずに保障を求める人々がいる以上、無審査の社会保障など論外だが審査を前提に社会保障の充実は被保障者だけでなく、保障など受けないで暮らせる富裕層にも益のあることではないか?
社会保障の脆弱化によって困窮した階層の人々が起因する社会不安の多くをこの保障拡充が解消できるなら、社会全体が安定化して、富裕層の警備支出が削減される。学校の授業も安定し、橋の下や公園を占拠するダンボール小屋も無くなる。
そのことは社会全体の幸福度を上昇させる可能性がある。私の主張を貧困層にだけ手厚い社会主義だという指摘がある。何度も言うが、社会の格差是正というより、底辺の生きる人、幸福になる望みを絶たれた人に対して、彼らの幸福度を上げるべきは政治の役目だ。
社会保障費の削減で多くの人が生活困窮に陥った。教育費の縮減で多くの教室が崩壊した。市場合理主義の蔓延で高度な職業訓練を受けていない人が失業した。障害者自立支援法によって介護の回数を減らされた。
いくらも希望を政治によって奪われた人々を見つけることができる。『群馬オリンピック開催などの大きな前向きな夢を龍は語るべきだ。』との指摘もある。あえて私の大きな夢を語れば、それは『誰も泣かさない県政を作る。』との夢だ。それは群馬が豊かな郷土になることを意味する。豊かとは経済指標で表されることだかりではない。資産家であろうと、子供が不登校なら幸福とはいえない。
「子供が元気でに学校へ行き、安全も心配ない階層は、恩恵が無い。」との指摘もある。社会を支えるために納税するという誇りこそ、喜びにしてほしい。少なくても、「独居老人の孤独死!」や「小学生がいじめを苦に自殺。」などの悲しいニュースをテレビで聞いて胸を痛ませることがなくなることこそ恩恵だと思ってほしい。
『他人はどんなに酷い暮らしでも構わない。』と言う方へ。貴方も救いを求めるときが来る。そのときの為にご理解ください。


地方政治の汗が語るものを大事にしたい。

今日。友人の集会へ参加した。候補者の演説中、彼の額から汗が流れるに気づいた。ほほから、首筋まで大粒の汗が光っている。これが地方政治の原点だと感じた。喉を震わせて、足を引きずっても語り掛ける、住民に直結する政治の姿を彼の汗の輝きから、思い出した。
「聞く人無くとも、われ路傍の石地蔵となって語りかけん。」とは竹下登代議士の言葉だ。好きな言葉だ。ロッキードの逆風の中、田中角栄さんもバス停ごとに山に向かって街頭演説したと聞く。群馬県知事は「知事選挙期間、群馬県70市町村を回り、県民と触れ合って来ました。」と口癖のように話す。市町村長や支援県議が段取りした遊説計画と集会を順路に従って回っただけで、決して県民と触れ合ったのではない。
そもそも、7月の炎暑の中、人々を各拠点に集まってもらう苦労も知るはずは無い。選挙は候補者も、支持者も、有権者もそれぞれの障害を乗り越えて集うのであり、支持者のお膳立てで済ますのでは、本当の選挙ではない。そこには感謝も触れ合いも期待もない。
本当の触れ合いとは、一軒ずつ県民の生活を感じることだ。日常的にそれを行っている、地方政治を官僚は理解もできないだろう。住民の生活を知っているか否かで候補者の輝きは違ってくると思っている。そしてその県民へ伝える思いがあるか否かで政治の質は違ってくる。この私も、伝えるべき思いがあるから、夜中のデスクに向かっている。
昨晩、これも友人の選挙集会で知的障害を持つ少女と再会した。私の仲間のお嬢さんであり、12年前の選挙のときは幼い少女だった。その彼女が私を見つけて、「龍ちゃん。」と呼びかけてくれた。「**ちゃん。元気。シバラクぶり。」と私は彼女の手をにぎった。ずいぶん授産施設の生活が彼女を成長させたと感じた。
そして、社会を支える政治を作ると言う私の思いは、決して的外れではない。間違っていない。私の挑戦は正しかったと実感した。政治の光を必要とするすべての人の為に私は挑戦を続ける。誰一人として、泣かさない県政を作る。官僚知事の思いつき政治は絶対に阻止する。
勇気を持って進もう。


企業選挙は強いぜ。

前高応援部(の雄姿)が、(日本赤十字の)「献血ポスター」のモデルに選ばれました。このポスターは全国すべての高校と,駅,官公庁などに配布されます。
前高生徒会HPより/()内付け加え
http://www.maebashi-hs.gsn.ed.jp/seitokai/maetaka.pdf
とのメールを友人から貰った。母校の後輩が活躍している感じが伝わってくる。
さて、このブログで話題になった、議会ネット中継を議長宛に答申した。内容は知事から提案された議会の群馬テレビ生放送(事業費3750万円)を、560万円のネット中継およびVODでのライブラリー化と、従前から行ってきた議会質問のダイジェスト放送1400万円の合計2000万円で行うこと。知事案より1750万円の削減ができたわけだ。
このブログでは、その効果についての意見もあった。少なくても、ネット上で各議員の質問の中身を精査しやすいVODは必要と判断した。
各地でミニ統一選挙が真っ盛りである。私もそれぞれの地で戦っている仲間の応援に飛び回っている。
選挙の戦い方はいろいろあるなと感じる。改めて感じることだが、まだ従来型の組織選挙が機能していることだ。会社経営者の支持を取り付け、企業関係を固め、動員を行うスタイルだ。このスタイルの強さを見せ付けられれば燃えるぜ。
一寸の虫にも五分の魂を、このやまもとりゅうがお見せしましょう


弟の著作

書籍が郵送されてきた。
経理のプロが現場で教える 楽勝!会計入門 伊藤 洋 (著) ¥1,500 (税込) 出版社: ダイヤモンド社
「もし、ラーメン屋を開業したら…。費用にはどんなものがあるのか? 売れ残ったらどうなる? 借金の返し方は? など、ビジネスに必要最小限の知識をイラストと図解で使える会計の考え方を具体的にわかりやすく解説。」
すごい面白い。マクロな次元を個人の財布サイズにダウンサイズしてわかりやすくなった。県財政を家計簿に例えた、県の資料があるがその以上に身近に判りやすい。
実は著者は、義弟の伊藤洋君(東大=コーネル大学MBA=興銀=経済コンサルティング会社)。いつも草津の実家で群馬県の財政議論を私とこれまた義弟(2女の夫)とよく交わした。2人に比べると、財政額の知識ではるかに劣る私へダウンサイズして話してくれた。私のお陰で、本ができたようなものです。
私の名誉のために。学術的な知識は無くても、現場が判っていれば、政治はできますから。議員は生活の現場のプロですから。


書き込み不能

数日間のご無沙汰でした。吾妻での県政報告会も終わり、前橋事務所が活動の中心になり、13日に自宅のPCを事務所へ移動させました。同時に自宅用にはノートで代替します。そのセットアップに時間が掛かってしまい数日間のブランクになりました。しかもノートはタイプが遅いです。
さらに私は必ず12時就寝を心がけることにしました。その理由は妻の言葉です。私が、歯茎が痛むと伝えると、「老化現象の一つが疲れが歯茎に出るのよ。」
なるほど、精神は高揚しているが、体は草臥れているのだと気づいた。昼食を取らないで活動するような真似。徹夜で原稿を書くような真似。今後止めます。
そういえば、私の同級生も十分に爺さんくさくなったな。やばい12時丁度、止めます。


3つの質問メール

最近、私のホームページのメールフォームから、問い合わせや意見を多く頂くようになった。嬉しいことではある。しかし帰宅後の私の義務的な時間が比例して際限なく延びる事にもなる。一つ一つが違う視点での意見である以上、レスもコピーでは済むはずがない。
今日、特にこのブログで報告したい質問が3通あった。以下にその内容と私の回答を報告したい。

> ただ教育関係の人は知事が変わったら援助資金が減るのではと心配しています。
この辺の疑問が何処を根拠にしているのか私には判らない。小寺県政が必要以上に助成している事はないと思う。したがって是正圧力が助成金額の下方修正を行う事もないと考える。私学助成は交付税として国から交付される財源によって行われている以上、知事裁量権で自由に出来る数字ではあるまい。この質問者の言う教育関係者の杞憂に過ぎないと断言するが、私の考えを表明しておきたい。
群馬県は私学学校への経常費補助額が全国トップの高水準です。これは私学教育への振興を計る為には必要な予算で減らすことはありません。
むしろ私は公私の定員協定を調整して私学の割合を増やしたいと思っています。公立校の定員減は私学への入学者数の増加に繋がりと感じます。生徒数の増加がむしろ私学の経営安定を促すと考えます。
さらには、学校安全県単独助成、特色教育プラグラム助成、職業訓練プラグラム・・・など、民間教育機関である私学、専修、各種学校への委託事業や支援事業などの事業化を進める事を私は公表しており、この投稿者からの指摘は誤りである。

> ニートや不登校は大変な問題ですね、ニート連中が高齢になったら大変な世の中になると思います。この問題は企業の、雇用に対する考え方にも問題があると思います。使い捨てや、パート、嘱託社員ばかりです、安い賃金ばかりに目が行き、後継者や片腕となる人材育成が出来ず、企業の寿命も短くなり、悪循環が増すばかりでしょう。 30年後・40年後が心配ですね・・・
> また不登校の人間はニート予備軍ですから。

同感です。学級崩壊は将来の社会崩壊になる。社会の安定化には教室の安定を先んじて取り組む。というのは私の主張です。企業が、高賃金でも雇いたくなる人材を育成する。若者が起業出来る環境整備です。
> ニートや不登校の対策はどの要にお考えですか。
具体的に応えます。
不登校について、不登校児の初期段階での教育現場のケアが重要です。その為には不登校児への対応力を現場の教師が持っているべきです。さらには、その当該児童生徒をケアできる時間的な余裕も教師に与えるべきです。
教師と保護者との連携も教師の時間的な余裕によって深められると思います。不登校児の家庭へ出向いて、教師が親や子供と触れあう余裕時間は皆無です。全ての担任教師に余裕を与える為には少人人数学級など導入必要です。せめて、学年に一人、機動配置の不登校にさせない学校へ連れてくる専任教師を配置するべきです。特に30人学級化の促進。反対に教育現場に安全対策や、学校運営上の作業、部活指導の義務化などの負担増を行うことには慎重に対応するべきです。警備会社への監視パトロール委託、行政職からの学校事務への応援や事務職員の雇用予算処置、部活の校外講師手当の予算化などの政策を提案しています
ニート対策について
以下の私の読書感想のレジメをご覧下さい
『職業へと子供達を導くパイプである教育システムに亀裂が生まれている。つまりパイプに亀裂が生じ、このパイプから漏れてしまうというリスクが発生している。運良くこのパイプを流れ続け、相当の安定した職にたどり付ける人と、パイプの途中で漏れてしまい、「卒業したものの」アルバイトにならざる得ない人の間で格差が生じている。パイプに漏れが生じた理由は社会構造の変化である。青少年の意識が変わった訳ではない。職業の需要変化にも拘わらず、学校が変わらない事もある。
希望の喪失
「現在も将来も不安定」「明日は今日より厳しい。」「貧富の格差が広がる。」という現実を目の前にして、若者は不安に脅えている。希望という感情は努力が報われるという見通しがある時に生じ、絶望は努力してもしなくても同じとしか思えないときに生じる。希望を持ち人が多い社会は活力がみなぎり、絶望のかたが多い社会は停滞し、秩序が無くなる。
従来の公共投資や福祉政策は有効性が薄まった。不要ではないがリスク化や二極化によってやる気を失った人に希望を持たせる力はない。戦後からの高度成長期ではも大きな政府で再配分して企業や業界を保護して、そこから落ちこぼれた個人を救済すれば、希望は勝手に人々の方から湧き上がった。つまり「努力すれば豊かな生活ができる。」という希望があってこそ、政策が機能したのだ。では何をすればいいのか。「個人的な対処への公共的な支援が必要だ。」能力を付けたくても資力のない人へ能力開発の機会を、努力すれば実感出来る仕組みを作る事。
具体的には
・ 学校や職業訓練システムでは資格と収入の保障制度
・ 夢を追うフリターには就業カウンセリング
・ コミュニケーション能力の向上[出会いを活かす能力]
・ 様々な家族リスクへ対応した社会保障制度[婚訴訟費用貸し付け、]
・ 「13才のハローワーク」の様にキャリアカウンセリング事業を低年齢時に行う
・ 若者起業支援金
小出しの政策でなく、インパクトのある政策へ集中する事が必要だ。』

> 経済の活性化については、役所の人は何もしないことだと考えます。
同感です。企業立地推進と制度融資は必要です。ジョージ ソロスが一国の経済を破壊しました。金融デリバティブを多用するファンドに比べれば、群馬県の経済政策は無力です。マーケットに竿を差して、抗う政策は予算を浪費するだけです。マーケットに任せることです。
公の責務は以下の数点でしょう。
・マーケットに敗れた人を救済。
・公正なマーケットの競争監視。
・マーケットの活性化を阻止する規制緩和。
・公的部門のマーケットへの開放
私の主張する「無駄な事は何もしない。」とはそう言うことです。


議会改革の最終形は『予算編成を議会が行い。知事が執行する。』だ。

東京の都道府県会館大会議室で行われた。満席。我が群馬県議会は19名の参加。群馬県議会改革委員会の会長、幹事長以下議員が参加した。夜の9時に「議会改革研究会:三重県議会主催」から戻りました。思えば昨年1月17日に三重県で行われた同会議に参加してから一年が経つ。
昨年の勉強会は、後援者の主張の通り私に議会人としてのパラダイム転換を起こさせたものだ。
//////以下は昨年の講演から///////


『自治体議会の改革、パラダイム変換を目指せ。』との大森千葉大教授の基調講演が1時間半。その後の宮城県議会改革会議会長、議長会事務局長、松山大学教授、三重県議会改革推進会議会長をパネラーにした討論会2時間半。そして参加者の交流会。
大森教授は『これまで国は首長を通じて地方をコントロールをしてきた。このため執行部有利の体制になり、地方議会も自分たちの役割を限定的に自制して来た。』と指摘。『地方議会を自制から解き放つパラダイム変換で地方自治を活性化させよう。』と結んだ。
以下パネラーの主な発言
『議会活性化の最終目標は、議会が多様な住民意志を代表して政策をつくり、それを行政に執行させる事だ。』
『首長を選んだ民意と、議会を選んだ民意のズレを如何に調整するか。』
『ある時期から、首長は、自身も住民に選ばれていると言う理由で、議会の3つの機能を侵害してきた。』


多いに勉強になった。そしてそれらか一年、各地の県議会が元気に執行部と対峙する傾向になった。それは議会の努力と同時に議会が覚醒したこと、さらには知事の専制が顕著になった来たことが理由だ。かく言う群馬県議会も、小寺知事の専横を防御する手法として議会は自己改革を余儀なくされた。いわば、知事自身が議会を目覚めさせたと言える。
さて今回の勉強会は、昨年のそれに比べると、平穏な内容だった。最初の基調講演が「和歌山県議会の森林環境税課税条例の議員提案」についてであった。「議会は昔の知事へのチャック機関から、新たな政策提案機関に変化した。」と主張したいのだろうが、これは疑問だ。我々の存在は、知事の専横による課税から住民を守ることだ。県民への課税条例を振り回すことが議会の新しいパラダイムであるかのごとき論調は幼稚だ。
私は質問した。『森林環境を守る為に財源が足りない。だから議会が課税しろでいいのか?先ずは議会の本分である知事の無駄なさ支出を削ると言うチェック機関としての努力して、その浮いた財源で森林環境を守るという段階を踏んだのか?次ぎに課税の減額条例なら議会の本旨に合致する。課税を減らせば歳入が減って、知事は無駄を出来なくなるからだ。如何に考えるか?』、最初の質問項目へは答弁があった。「地元で良く出た質問だ。」、後半への答弁はなかった。
我々は納税者の代表だ。納税が適正に支出されているかを判断するのだ。不適正な支出を削減すれば、自動的に財源はあまり、その結果税を取り立てる必要が無くなる。
第一にして和歌山県は、その森林環境税を取り立てて、基金に積んでこれから如何に森林環境を守るかの事業を考えるというではないか?当てもない目的に課税さては堪らない。それは愚かな知事の仕事に任せていればいい。役人の自己増殖、無駄の連鎖を如何に断つか。それを考えよう。森林を人工林に変えてきた国家施策の過ちの付けを和歌山県民へ押しつけるだけだ。
議会改革の最後の形は『予算編成を議会が行い。知事が執行する。』だ。しかしこれは遠い。知事自身が議会へ投資的予算の大枠を作ることを委ねる事からはじまるだろう。