謹賀新年

大晦日になった。明日から2006年。
議会の復権」「庶民復権」を目指す「龍」の真価が問われる時だ。その恐怖を体一杯充満させて、午前0時を目指して秒針は廻っていく。
思えば、「まさかの当選」からはじまった議員としての10年だった。泡沫候補と言われ、笑われ、大きな権力に押しつぶされるような初挑戦。当選の知らせの中で、呆然とこれからの責任を如何に果たすか?戸惑っていた。自分はこの使命を果たせるのかとの自問の連続。
しかし今は違う。私にはやるべきことが判っている。地方政治が何をやらねばならないかを判っている。戸惑いなど無い。
明日は、私の人生最後の元旦遊説だ。明日で12回目。明日元旦と、明後日の二日間、私の思い出の散りばめたふる里に道を行く。
「あの道ばたで、遊説車の窓から、お握りを貰った。」
「山間のバス停で演説した。真っ暗な山から懐中電灯で合図された。」
「目の不自由な親子が両手を一杯振ってくれた田んぼの道。」

選挙をする人間なら、皆、感じた感動の詰まったふる里の道。
このふる里に育てられた龍は、何も変わらないで12年目を迎える。明日の元旦の遊説のため、遊説車の行灯に「謹賀新年」のシートを貼った。冷たい北風の中、脚立を持つ手がその凍った金属に張り付くようだ。自分でやる。車を洗い、マイクの調整をし、シートを貼る。
明日から始まる挑戦も自分で考え、自分の能力の全てで行う。自分の求める正義はどっちだ。

明日の遊説用に行灯に謹賀新年の幕を。手がかじかむ。


2005年 知事の独善性トッピックス

一年が終わろうとしている。2005年は、色々ありました。議会と知事の対立が語られる場面が続発した。その火種の幾つかは、時によって変わった。
県民局設置/二人副知事制/指定管理者制度/海外研修/太田アカデミーへの助成金/議会改革/知事退職金・・・。そして年の暮れになって、次期県議選の定数と区割り問題が知事と議会の新たな対立の火種になった。
本当の知事と議会の考え方の差異があったのは、「市町村合併への県関与」だった。この問題の解決がなかった故に、多くの地域での市町村の混乱が発生した。前橋市から消防業務の引き上げを受けた、冨士見村の悲劇はその一つにすぎない。
私の視点で言えば、「水の特区の自然消滅」、「昆虫の森オープン」と「富岡製糸工場跡地の購入」も2005年のトピックスに加えたい。これは、知事の向かう方向性の「思いつき性と独断性を象徴」しているからだ。そして、これらが暗示する事は多くの県民が、「未来のノーベル賞・・・」とのスローガンによって切り捨てられたことだ。巨額の予算を自分の思いつきには投入する半面、社会を底辺から支える事には無関心だった。多くの困窮者が暮らす為の住宅政策・福祉政策として重要な県営住宅の新規着工ゼロの事実。命を守る治山や護岸工事はじめ工事費の大幅削減の事実。これらと対比すれば、知事の独善性は明らかだ。
さらに他県で発生した学童連れ去り殺人。そして大きな流れである、地方分権推進三位一体という国から地方への押しつけのトレンドも2005年を通じての課題であった。
まるで、県民から直接吸い上げた要望を実現しているような、レトリックは使いながらも、その結果の知事の行動の多くからは、県民の生活を守ろうとする知事の意志を感じない。この知事の県政運営の手法によって際だったのは、「議会や市町村の政治プロセスの空洞化」だった。
そして私が指摘した知事の2重性もまた、この一年で極まった。その欺瞞の象徴が「議会定数削減議案を知事が提出」という行為だ。「合併によって市町村の議員数なども3割とか4割とか減らしておりますから、それに見合ったかたちで、どれくらいになるかは別として、県議会定数も平成の大合併があったということを前提に抜本的な見直しをすべきではないかと思っています。」、以上は知事自身の記者会見での発言だ。「合併は市町村が自主的に。県は関与しない。」と主張してきた本人が、合併を切り札に議会へ斬り掛かって来た構図だ。
そもそも、市町村が合併によって、議員数を削減したのは自身の判断であり、県の判断ではない。それによって合併効率を高めようと言う市町村の身を切る改革の現れだ。ならば、県議会、県知事とすれば、『今まさに協議されている28次地方制度審議会における道州制議論によって、都道府県の議員定数が大きく削減されること覚悟する。知事職も議会定数も削減されるかもしれないが、市町村が取り組んだ勇気を見習って我々も積極的に道州制に向けての推進議論を。」、との態度表明を出すべきだ。
ところが知事自身は、「道州制の提議が判らないのでコメントできない。」等という、発言をしている。「うるさい監視者は少ない方が良い。」との意志の現れで、許せない。「自分の思考の枠だけで判断する」知事の県政運営の凸凹感を象徴している言葉だ。
さあ、そろそろ止めよう。所詮、「権力者に奢るな」諫めても無駄。権力の転換を図る事で、権力者は自重するものであり、今まで、群馬県政に易姓革命的な指導者選定プロセスが起きなかったのが、自重圧力を発揮できなかった理由でしょう。易姓革命で言う「放伐-不義の天子を世論が裁いて武力で打倒する非常手段。」がこの群馬で起こる事を期待しています。


波動砲、準備できず。今日はマッサージに行くぞ。

寒い日が続きます。今日で、山本龍事務所も終業。女性スタッフは、午後の新幹線で故郷へ帰郷するとのこと。
私は、これから、年賀状の印刷。子供達に分と、妻の親族・友人分、そして、私の選挙区外の友人・親戚。200枚を印刷する。選挙区への年賀状は公職選挙法で禁止されているので、この10年。答礼以外に出したことは無く、年末のあわただしさも、この分助かる。
今夜は、前橋の同志との懇談会。そして明日は議会の親睦会。元旦からの、新年街頭は今年は2日まで、新型選挙宣伝車が仕上がらず旧車で行うため、割愛した。「私も好きだな~。」と思う。新型宣伝車は今までのスピーカーよりさらにワット数を増力した。480Wにした。小渕優子候補のセットと同量だこのアンプシステムだけで100万円も掛かる。重量200キロのスピーカーと行灯看板を載せるためには、ショックアブソーバーも変更。全ての車両・装備で600万円。もったいないと思うこともある。ハンドマイクで十分かも知れない。トヨタ・プラッツが愛車の私には不釣合いな支出だ。
しかし、喉一本で政治活動を行う以上、これは切り詰められない最低装備であり、食事はコンビニのおにぎりで我慢しても、遊説車は節約できない。群馬県全域を街頭宣伝許可を貰ったが、残念ながら、正月二日間では吾妻8町村が回りきれないだろう。一回、県庁の前で、やってみたい。庁舎のコンクリートを揺らせるような音声波動を発信してみたい。
寒いと肩が固まる。今日はリラックスのマッサージに行くぞ。


情報過疎解消

私のネット・アンケートをクリック投票にした。「メールで投票下さい」では皆さんが面倒だと思った。
その中に、税金の支出対象として選択を尋ねる項目がある。
その選択肢の一つに「光ファイバー等の高速通信の基盤整備に行政が取り組むべきですか? 」との項目がある。5年間、その項目は変わらない。実は、この項目は色々な紆余曲折があった。2期目の選挙公約がBB環境の整備だった。ところがその後YAHOOはじめ多くの民間事業者の参入で、行政の守備範囲から外れたと感じてきた。最近、やはり、民間通信事業者の網からは、山間地は外れている事を実感するようになった。そして、その自分の考えの振れを第3者に教え欲しくて、この項目をアンケートに加えたと言う次第です。
今日も、訪問の友人と、「どうも光は来ないな。テレビのCMでは何処でも楽しめる様な感じで、余計悲しいね。」と話したばかり。そこで、期待の持てる情報を報告しておきたい。
総務省は2006年度、過疎や山村、離島などの条件不利地域で高速インターネット通信を可能にする基盤整備を重点的に行う「地域情報通信基盤整備推進交付金」を創設する。光ファイバーやケーブルテレビといったブロードバンド(高速大容量)通信の中から、どのサービスを地域に提供するかを選択し、どのような施設を整備するかは市町村の判断に委ね、地域の実情に応じた最適な基盤整備を促す。交付率は3分の1。来年度予算案に関係経費52億5700万円を計上した。
同交付金は、従来の新世代地域ケーブルテレビ施設整備事業と地域情報化総合支援事業がベース。このうちケーブルテレビ施設整備事業は、三位一体改革の補助金見直しで都市部向けは財源付きで地方に移管することが決まった。現行制度は、光回線やケーブルテレビ、ADSL(非対称デジタル加入者線)、無線システムなどのサービスの内容ごとに基盤整備に対する補助メニューがばらばら。特に地理的に条件が不利で企業の立地や人口が少ない地域では、民間任せだと採算面から整備が進まないことが予想される。
新設する交付金は、どのサービス基盤の整備をどのように進めるかは、地域の判断に応じて選択し、重点的に必要な予算を投入できるようにする。今後は、デジタルディバイド(情報格差)解消の観点から、過疎や離島、半島、山村、豪雪の各指定地域、沖縄県などに対象地域を重点化。予算も従来の2倍以上に増やし、政府が目指す10年度までにすべての家庭で高速ネットが可能となるブロードバンドゼロ地域の解消につなげる。
とのことです。


マスコミ論調における「議会と知事の喧嘩」的な表現に異議を

昨日の朝日新聞は、以下のように書いている。「避けたい不毛な対立」と見出しで「県議会の選挙区改革後の議会改革に注目している」。
喧嘩は対等の力関係においての対立を表現するのものである。「2元的代表制」とよばれる地方自治体のしくみは、議院内閣制よりも大統領制に近い。しかし、たとえばアメリカ大統領の権限とくらべてみても、自治体の首長の権限がはるかに強大である。
アメリカ合衆国大統領といえば選挙民の支持を背景に強いリーダーシップを発揮しているように思うが、実際のところ、大統領には法案提出権も予算提出権もない。公約を実行するために新しい法律を制定しようとしても、大統領にできるのは懇意の議員に法案提出を依頼することくらいで、そうして提出された法案が議会の修正で骨抜きにされることも少なくない。これに対して、自治体の首長は住民から直接選挙されたという強みに加え、議案提出権を駆使して政策決定をリードする立場にある。つまり、首長は大統領と首相の双方の強さを併せ持っているのである。

我々は、喧嘩をしているのではなく、知事の強大な権力の暴走を体を張って阻止しているのである。

我々が対等な能力を獲得するには
1 「条例案提出に代表される議員の政策立案能力の強化」
2 「住民代表の立場で知事の政策をチェックする能力の強化」

はもちろんだが、一番必要なことは
3 「住民への信頼の獲得」だ。
議会への信頼を回復するために、議員はまず単なる利益団体の代表としてではなく、広範な住民の代表として行動しなければならないだろう。党としての県民意見の広報・公聴能力の拡大も必要だ。知事が自分の県政運営への意見を群馬県の公式ホームページで発信するなら、議会もその議会HP政党、そして議員個人のHPでその意見を発信し、多くの県民意見を集めるべきだ。残念だが、私はその努力を感じない。議会、党ともに広報委員会副委員長として、私は失格だ。辞職すべきだと思う。
さらに自己浄化能力を発信しなければならない。
例えば
政務調査・滞在費・海外調査の透明性を如何に高めるか?
議員年金改革を全国議長会へ提案する等、先見性を如何に発揮するか。
県連の運営資金の透明性などの取り組みを如何にアピールするか。
・・・・

我々が事実取り組んで入る、多くのことを発信する事だ。


風邪からの復活。妹の電話。

10時起床。相変わらず誰もいない。寝過ぎで腰が痛い。どうにか平熱にさがった。喉も復活した。何もせずにクリスマスのご馳走を貰った反省から、少し掃除と洗濯の取り込み、食器洗いをした。
ピリッとしないが、薬を飲んで、新聞を開く。
ま~。『やっかいな猪。ご馳走に変身。吾妻郡内に精肉工場
有り難いと感謝する。有害鳥獣による農林業被害さらには、人的な被害が山村の存続にとって、大きな脅威である。この「今ある危機」を解決するべく前任の吾妻県民局長の英断で起案された、この計画がいよいよ実現へ進み始めた。この記事を読んだ、吾妻の人々は皆期待感で一杯だろう。
有害鳥獣の農林業被害額1億6千万、さらに駆除対策費3000万円。実はこの他に、駆除への人的な労力がある。これを積算しないのが農林業の悪いところだが、多くの農家、林家が何日の作業して防除柵や電気柵を設置している。この費用は計算されていない。
とにかく、猪の肉が料理に使える事になれば、一石三鳥だ。有害鳥獣駆除、山村生活の保全、特産品つくり。色々な意味でまだ検討の余地は残るが、前進して欲しい。コーデックス委員会におけるゲームミートの食肉安全規定など、後任に県民局長を始め皆の力で前向きに解決していこう。まだ県庁にも、こういった、県民生活を守ろうという基本的な正義感があることを実感して嬉しい。
そうだ、私の妹、馨子から電話があった。
『小児医療センターに保育士さんをって院長先生へお願いしているの。どうも予算が無くて駄目みたい。先日、昆虫の森に行ったのね。沖縄の温室で悲しくなった。このお金があれば病気の子供達がみんなが喜ぶのにね。』
彼女の息子は小児ガンで生まれてから、入院を繰り返している。群馬県内に嫁いでいるが、その看護もあってユックリ話す時間がない。こうして、妹と電話で話す事は私への訴えだと感じる。
兄も頑張ってみるから”と心で思った。


吹雪。そして発熱

一昨日、吹雪の中を歩いた。昨日の朝から、喉に痛み。それでも、高崎の友人宅へ。午後は、高校時代の同級生とあう。
今日起きれば、37.7度の発熱。咳が止まらない。やられた!インフルエンザの予防注射を2回打ったので、ただの風邪だろがキツイ。こんな時は、ノンビリ過ごそう。本も読みたいし、書類の整理もしたい。県政報告の新聞紙面作りもやってしまおう。【まだ何もしていない。】
幸いにして、年賀状は出さない決まりの家業でよかった。この10年。返礼以外に年賀状を出したことはない。モットもそれ以外の時期に、県政報告のハガキは年間1万通は出すが・・・。
しばらくぶりの同級生から、「龍、でぶったな~。」との一声。いつから、比べて太ったのだろう。177cm77kg、私はまあ丁度良いと思っているが。


雪、雪、雪。雪の日は母が恋しい。

草津の冬、子供たちは胸までの雪をかき分けて歩く。ランドセルをそりにして坂道をすべり降りる。雪だらけになって、帰った家でストーブを囲んで母がいる。
今日の雪は静かに舞う。気がつけば、もう一面の白だ。こんな日は、家で、子供達のおどけた話を聞きながらココアを飲みたいものだ。牛乳でなく、お湯で溶いたココア。これが、粉っぽくって私は好きです。
さて今日は終業式。子供たちはもう家に帰っただろうか。ルーカスは、小屋から顔を出して、簡単な挨拶をしただけで小屋の奥へ入ってしまっただろうか。
私はこれから、草津、嬬恋へ出かける。そして明日は、高崎方面。大晦日まで、活動。そして来年の元旦は恒例の新年街頭演説を行う。ただし今回は新らしい遊説車の納車が新年10日になってしまうので
元旦と2日の2日間だけで、吾妻新年街頭演説は終了。[例年は5日までかけて山奥の集落まで訪問したのだが]
こうして、歩いて、触れ合って、話しあった人々の声を県政に届けるのが私の使命のひとつだが。その声が県政に届いて叶えられているか?この疑問が私を草臥れさせる。自身の存在の希薄さに打ちのめされる。今日、県立小児病院の患者さんの父兄から、「保育士さんがいてくれたら。」との声を聞いた。この声を叶えるために私は議会にいるのではないか?
あっ。雪がやんだようだ。足跡が続いている。


首長の退職金。と時給800円の議員歳費

(議員給料-政治活動)÷実働時間=800円
私が、特別に政治活動に費用を掛けている事ではない。私が、特別に政治活動時間を掛けている事ではない。どの議員も、土日も夜も関係なく、地域の人々と県政を結ぶ活動を行っていると思う。「選挙民の世話焼きは、ただの選挙活動だ。」との意見もあるかも知れない。でも、私は「田舎の政治家の正義感、使命感」の現れと確信する。敷地の一角に事務所を建て、安給料かもしれないがスタッフを雇って、ガソリン代や電話代・・・。経済的に報われる仕事ではない。絶対にそうだ。好きだからやれる仕事だ。選挙と活動で数千万の借り入れがある。私はこの労力を、ビジネスに投入すれば、経済的には今よりは豊かでしょう。
友人から、市長の退職金についての問い合わせがあった。調べてみれば、うらやましい限りだ。私は老後の備えの議員年金さえ廃止しようと活動している。ところが、公務員は、そして市町村長や知事副知事などの特別職は破格の優遇をされている。
特別職退職金の計算式
月額×在職月数×在職年数×0.8係数=退職金
群馬県知事133万円 係数0.8 
副知事  108万円 係数0.5 
出納長   94万円 係数0.4 
企業管理者 94万円 係数0.4 
病院管理者 94万円 係数0.4 
常勤監査委員45万円 係数0.4 
教育長   94万円、係数0.4
 
したがって知事の場合 
133万円×12月×4年×0.8=5000万円です。県職員が退職して教育長や副知事等の特別職になった場合、職員の退職金とは別に特別職の退職時に特別職の退職金は支給されます。
市町村の場合も算定式はほぼ同じです。係数が0.6の市が多いですが、高崎は0.5 藤岡、安中、富岡は0.4 町村では0.52です。前橋の場合 市長給与90万円×12×4×0.6になります。この給与は10%カットしていても、基本給で計算されます。90%カットしても、退職金で充分な収入でしょう。
4期満了時の小寺知事は2億円の退職金を貰えます。
P.S. 議員は退職金制度はありません。3期12年間掛け金を支払うことで議員共済年金が65才から支給されます


落ち込んでいるのではない?考えている。

自分がとても小さく感じる事がある。俺の人生って空回りの連続。目的に向かって進んでいるのか、遠ざかっているのか。それすら、判らない事がある。
こんな時は、自分のミッションをもう一度確認しよう。スピードを落として、ゆっくり歩く勇気もいる。
社会にとって、家族にとって、仲間にとって、龍のするべき役割をもう一度、読み直そう。