2017年の新春挨拶

大晦日ですが、元旦はニューイヤー駅伝の準備で早く寝ます。新年の挨拶をフライングですが申し上げます。
     新年あけましておめでとうございます。
本年は市制施行百二十五年の節目の年になりました。関東では東京、水戸、横浜に次いで4番目の市制を誇ります。先人たちが築き上げた歴史と文化をもう一度、磨き直し前橋の誇りを取り戻す挑戦の年にしてまいります。 昨年は、4年間の準備を経て、前橋再生への本格的な取り組みがスタートした年でした。市民や企業の力が前橋市を変えようと動き出してくださったと感じます。街の古びたビルも民間資本によって新築され県都らしい町並みになっていくでしょう。日赤病院の跡地の活用もこの春完成する上武国道「道の駅」も民間活力をお借りしながら進めています。民間主導による中心市街地再開発も動き出し、「前橋再生」に向けたまちの変化を少しずつ感じていただけると思います。すべて税金で事業を行う時代ではなく、官民連携のもとで市民と力を出し合って前橋を元気にしていきましょう。
    歴史・文化・芸術の面でもたくさんの取り組みが行われ、文化都市前橋にむかって進み始めています。多くの歴史学芸員の方や郷土の歴史に誇りを取り戻そうと活躍するボランティアの皆さんのお蔭で、各地で眠っていた前橋の歴史が輝きだしました。前橋文学館の館長に萩原朔太郎の孫である萩原朔美さんが就任し、文学館周辺に賑わいが戻っていました。アーツ前橋の企画が日本中から注目され前橋に東京から若者が引越し、小さなアトリエやお店が出来ています。馴染みの薄いモダンアートですが、日本中のアートストの関心を引き付けています。
    スポーツも多くの賑わいを作りだしてきました。市内の公道を舞台とした自転車競技「まえばしクリテリウム」の初開催や荻窪町の田んぼをお借りして行った泥んこラグビー,前橋―渋川マラソンなどの大会も数々行っています。また市民がスポーツに汗を流せる施設の整備も下増田サッカー場や前橋市総合運動公園、はじめ始まっております。グランドゴルフやゲートボールなど生涯スポーツを応援してまいります。中学校の体育館の社会人利用のできる大型新築工事も進んで来ました。今年は、これらの施設を利用した大型のスポーツ大会を誘致し、来訪者を増やしホテル宿泊などの経済効果をあげていこうと取り組みます。同時に市民の皆さまがスポーツに触れ合う機会を創出し、生涯スポーツの振興を図ります。
    だれもが健康になってほしいと願っています。スポーツする機会を増やす事もその一つです。そして健康診断によっての病気の早期発見、早期治療も進めてきました。24年度からがん検診の完全無料化を行った結果、前橋市のがん死亡率は大きく減少できました。救急車の病院への搬送時間を短縮して命を守る救急体制を目指しています。自宅に居たまま、治療や健康増進が出来る仕組み「おうちで療養相談センター」が医師会や歯科医師会、薬剤師会、柔整師などの医療・介護の関係者によって発足しました。自宅に居続けられる仕組みで市民の健康長寿を伸ばしていこうと取り組みます。新しく出来る日赤病院をはじめ「健康医療都市・前橋」を作り上げる為にも市民が自ら健康を維持する努力もお願いします。このほかにも健康寿命が伸ばしたいと様々な取り組みを進めてきました。社会にて90歳まで自分の役割があることは「生き甲斐」につながります。
    教育のまちも目指してまいりました。
「赤城山ろく里山学校」や「地域寺子屋事業」等の地域と密着した事業を通じ、社会全体で子育てを応援していきます。また、「まえばし子育て世代包括支援センター(まえサポ)」や「放課後児童クラブ」等の更なる充実を図り、妊娠・出産・育児における総合的な相談や切れ目のない支援を行います。一番の課題は働くお母さんが安心して子供を預ける仕組みです。病気の子どもを預かる病児施設を増やしいきます。このような学校教育や子育ての支援など全国に先駆けて取り組んで参りました結果、出生率が回復し1.47まで持ち直してきました。もう一歩です。これからも結婚や出産を応援してまいります。
    産業分野では、お蔭さまにてすべての工業団地が完売しました。前橋の強みである交通基盤も関越道、北関東道に続きいよいよ本年3月には上武国道が全線開通することで整ってまいりました。一層の企業誘致のチャンスと捉え取り組む一方、創業支援や雇用のマッチングに力を入れてまいります。ここにきて働く人の不足が深刻になっています。群馬県の有効求人倍率が大きく伸び、前橋でも求人に苦労している状況です。そこで大学や専門学校といった高等教育機関が充実しておる前橋市にて学ぶ若者が前橋にとどまって頂けるように、また東京で学ぶ若者たちも前橋へ戻れるように、就職に関するワンストップ拠点である「ジョブセンターまえばし」が四月にオープンします。ここを核とし、ハローワーク等の関係機関と連携した若者及び女性の総合的就職支援を行います。これらを通じ、地元で学ぶ人・働く人を後押ししていきます。
本市の強みである農業を「稼げる農業」とするための取り組みを推進します。前橋産農畜産物を全国・世界に発信することにより販路拡大を行い、更なる本市農業の活性化を目指します。さらに、赤城の恵ブランドを中心とした六次産業化を応援し、農業者の所得向上を図ります。また、関係機関との連携により、耕作放棄地の解消を図り、本市の農地を最大限に活用していきます。
    障がいのある方が夢をもって暮らせる前橋にしなければいけません。昨年四月から施行されました「障害者差別解消法」に基づき、お互いを認め合い共に暮らし、誰もが活躍できるようなまちづくりを行います。障がい者雇用を進める仕組みも拡充してまいります。
    さて昨年は民間主導による「前橋ビジョン発表会」の開催等、多くの新たな取り組みが動き出しました。市民の力や前橋を良くしたいと思う善意と連携しながら、先人の築いた前橋の誇りを磨き再生していきます。
  三月には上武道路が全線開通となります。さらに、四月には「さくらサミット」、十一月には「全国商工会議所観光振興大会」が本市で開催され、国際的なスポーツ大会も目白押しです。全国各地から多くの方が訪れることとなります。来訪者を誇れる前橋市を作り上げることは市民の皆さんに力無しにはできません。力を貸して下さい。思い切ってやり遂げましょう。
    結びに、皆さんにとりまして、本年が実り多き素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

「円卓の地域主義」を読んで

他者の作り上げたアイデアであろうと、私たちの町に導入し、実行することは市政にかかわる人達にとっても市民にとっても、新しい価値を創造することと同じであり、その実現には困難が存在する。決して楽なことではありません。「クリエイティブとは自らのアイデアを思いつき政策を立案し成果物を生みだすことだけではない。」と私は考えています。よきアイデアは誰の発案であろうとも学び行うべきものです。

他市の行っているクリエイティブな取り組みを前橋に取り入れることも創造であると私は考えている。

私の4年前の政策公約に記載した「前橋市民おひさまファンド」は長野県飯田市長の始めた「おひさま0円システム」を参考にしたものです。

飯田市が行っています「おひさま0円システム」とは個人住宅の屋根に太陽光発電を設置する市民+設置費用を貸し出す銀行の官民協働事業である。毎月2万円のリース料を金融機関に支払うが、9年後は発電装置は市民の自己所有になります。

よきアイデアと思いながらも、この政策を前橋市で実施することは残念ながらできませんでした。

理由は①個人住宅が転売された場合の課題 ②耐震性などの住宅の設置基準の曖昧さなどでした。また前橋市以外の自治体でもこの制度を始めたという事例も稀です。このことからも創造的な政策とは模倣することも困難だということです。しかし飯田では実現したのです。

その飯田市長の牧野氏が今回出版されました。

【円卓の地域主義―協創の場づくりから生まれる善い地域とは―】

ここ前橋市で・・・いや山本龍が出来なかった理由を知ろうと読んだのです。それ以上のたくさんの学びを得ました。

前橋市民、企業経営者、社会的な活動家・・・前橋市役所職員など様々な方に一読を頂ければ幸いです。またその時間もない方のために私の読後感を添付させていただきます。

以下文責は山本龍です。(つまり私なりの解釈です。)

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著者は牧野光朗氏 s36年飯田市生まれ、早大―日本開発銀行―2004年に市長就任―3期目の最終年。銀行勤務時代にドイツに赴任した経験から連邦国家ドイツにおいて地域主権型社会、とくに人口10万規模の地方都市が主体的な自治を実践していることを学んだ。

地方都市である飯田市が市民の共同体として内発的な産業政策と市民自治による文化政策を中心にして再生すると考え、以下の取り組みを推進してきた。

その個々の取り組みを説明する前に、まずは政策の土台にある理念を先ず記載する。著者が訴えたい「理念」を私なりに解釈するれば「当事者として力を合わせる仕組み」であろう。次の考えから成り立っている

善き地域を作りたいと考える、主体的な市民、法人と地域コミュニティーと行政との連携こそ大切だ。

官民の協創 ・コミュニティービジネス・地域自治組織の強化・コンパクトシティー・民営化やPFI,PPP

  1. 市役所だけが行政サービスの担い手ではない。
  2. 当事者意識 (良い町にしたいと願うすべて人、自治組織、法人組織が尊重され、連帯しコミュニティーの課題解決と住みやすさを増す。)
  3. 価値観共有 (②を成すために目標を共有化する)
  4. 中央集権から地域主権へ (市民こそ当事者である)
  5. 内発的な産業活性=都市が自ら価値を創造する仕組み

飯田市の取り組み

・資産の継承 (※ない物ねだりから有る物活かし)

リンゴ並木は市民が町を愛する象徴

戦後の復興時に建設された幅40Ⅿの帯状緑地に当時の中学生が植え、代々の市民が育て続けられた

公民館活動のよる自治意識

・高校に地域人教育のカリキュラム導入。地育力と表現されているp144

豊かな自然→体験旅行、エコツーリズム(まちづくり会社や観光公社)

歴史資産の活用→江戸期に人形浄瑠璃 人形劇フェスタ

森林資源活用→炭素排出量を2030年40%削減 文中にはどうやって削減するかの記載はないがたぶん森林だと解釈 本文には「環境首都を目指す」と記載されている。

飯田まちづくりカンパニー →市街地再開発や文化イベント事業

・「アワニ―原則」※によって都市のデザインを再構築

飯田伊那広域行政組合を結成し行政コストの削減。いい事は皆で。さらには定住自立圏構想を医療補完の議論からスタートp134

自治基本条例を議会主導で制定

地域づくり計画を地域主体で議論し策定頂き、自治会や住民の手による街づくり、里づくりを進めて頂く。市役所は応援をする。

中山間地域振興計画=目的;飯田には山も街も里もある。多様な地域に多様な暮らし(ライフスタイル)と文化歴史がある。この多様性を維持し、価値を見直し再確立する アグリツーリズム エコツーリズムp130

地域振興住宅の中山間地への設置 →若者家族の希望する間取りで住宅を貸し出し、地域活動への参加を条件に家賃補助 p133

分散型エネルギーによる地域振興

保育園の閉園を防ぐために集落に発電所を設置し、生みだされた収益によって保育所存続のための定住人口増加策を行う。分散型エネルギー自治とは地域エネルギーと住民自治の一体化であり、大企業の売電利用のためでは地域の持続可能には寄与しないp145

・再生エネルギーの導入による持続可能な地域づくりに関する条例

  • ・再生可能エネルギー導入審査会
  • ・地域公共再生エネルギー活用事業認定
  • 中心市街地活性化基本計画

事前指示書の導入 →かかりつけ医に自らの終末医療を断ることのできる制度 飯田市医師会

※アワニー原則とは1991 年の秋、カリフォルニア州ヨセミテ国立公園内のアワニ―ホテルにてニューアーバニズムの建築家によって発表された「まちづくりにおける遵守すべき原則」です。全米で住みやすい都市の上位にあるポートランドがその典型といわれている。

以下は国土交通省ウェブサイトより引用

『アワニー原則』(要約)

1.コミュニティの原則

①住民の生活に不可欠な様々な施設や活動拠点をあわせ持つ、多機能で統一感のあるものとすること

②できるだけ多くの施設が相互に気軽に歩いていける範囲内に位置するように設計すること

③同時にそれらは公共交通機関の駅や停留所に簡単に歩いていける距離内に整備されること

④様々な経済レベルや年齢の人々が住めるよう、様々なタイプの住宅が供給されること

⑤住んでいる人々が喜んで働けるよう、仕事の場がコミュニティ内で産み出されること

⑥新たにできるコミュニティは、それを包含するより大きな交通ネットワークと調和をとること

⑦商業活動、市民サービス、文化活動などが集中的になされる中心地を保持すること

⑧広場・公園など大きなオープンスペースを保持し、利用を考慮した場所とデザインの工夫をはかること

⑨パブリックなスペースは、日夜いつでも人々が興味を持って行くような場所となるよう設計すること

⑩各コミュニティやそれらがまとまったリージョン(地域)は、農業のグリーンベルト等によって明確な境界を保持すること、またこの境界は、開発行為の対象にならないようにすること

⑪コミュニティ内の歩行者用、自転車用を含めた様々な道路は相互に緊密なネットワークを保持し、ルートもおもしろくすること、また周囲の環境を工夫し、かつ小さく細くし、徒歩や自転車利用を促進すること

⑫天然の地形、排水、植生などは、可能な限り元の自然のままでコミュニティ内に保存されること

⑬すべてのコミュニティは資源を節約し、廃棄物が最小になるように設計すること

⑭自然の排水の利用、リサイクリングなどを通して、コミュニティは水の効果的な利用を追求すること

⑮エネルギー節約のために、通りの方向、建物の配置、日照(日陰)の活用などに工夫をこらすこと

2.リージョン(コミュニティを包含する地域)の原則

①地域の土地利用計画は、従来は自動車専用道路との整合性を第一に考えたが、これからは公共交通路線を中心とする交通輸送ネットワークとの整合性をまず第一に考えること

②地域は、グリーンベルトや野生生物棲息境界などの形で他の地域との境界線を常に保持すること

③市庁舎やスタジアム、博物館などのような地域の中心的な施設は、都市の中心部に位置すること

④地域の歴史、文化、気侯に対応し、独自性が表現・強化されるような建築方法、資材を採用すること

3.実現のための戦略

①全体計画は前述の諸原則に従い、状況変化に対応して常に柔軟に改定されるものであること

②地域全体との不整合な乱開発を防ぐため、地方公共団体は、適正な計画策定プロセスを保持すること

③開発事業の実施以前に、前述の諸原則にしたがった詳細な計画が策定されていること

④計画策定プロセスには誰でも参加できるようにし、提案が視覚的に理解できる資料を提供すること

 


寄せられた質問に私の考え方を真摯に答えます。

報道機関からアンケートをいくつか頂戴しました。択一方式から記述回答までいろいろな形式でありますが、その質問への回答の基にある私の考え方を、公開することにいたしました。

なぜなら、単純に「保育料の無料化をする・しない」の質問の場合、多くの立候補予定者の回答は「保育料無料化に賛成します。」でしょう。この場合、回答だけでは伝わらない候補者の考えを正直にお伝えしたいと思います。

財政に余裕があれば「保育」も「給食」「医療費」も、全ての市民サービスの負担減が出来ます。しかし現実はそうではありません。財源には限りがあります、だからこそ単一政策の賛否の表明ではなく、政策全体の中でどの事業を優先するか?その考え方を説明したいと思います。

例えば「子育て支援」は「給食費の負担減」だけではありません。

・医療費・保育料・ワクチン・幼稚園、保育園・・・

「教育力の向上」も「30人学級化」だけでは出来ません。「発達障がい児童、生徒支援」「不登校」「スポーツ」・・・・やるべき課題はたくさんあります。

予算は有限です。だから政治リーダーは限られた財源の中で事業の優先順位を付けざるを得ません。すべてのサービスを実施するなら、既存の他のサービスを廃止するか、市役所が財源を生む事業をするしか方法はありません。財源なき公約は虚構でしかありません。

下記に質問の項目と回答、その考え方を記載します。 

 ―保育料の無料化を拡充しますか?―

回答 はい
考え方
前橋市では子育て支援として現在第3子の保育料を無料化しております。今後も拡充していきます。

しかし「第2子の保育料無料化」には更に10億円のお金が必要です。ここまでの拡大は他の事業を廃止しなければ不可能です。したがって私は所得制限付き第2子無料化などを検討します。保育料の支援以外にも「お母さんを応援する子育て支援策」はあります。それぞれに意味があります。切れ目のないバランスの取れた支援を行って子育て支援を拡充します。

例えば

  1. 不妊・不育治療支援
  2. 幼稚園・保育園の経営の安定化。待機児童ゼロも継続、学童保育・・・
  3. 発達障がい児支援、不登校・ひきこもり対策
  4. ワクチンの助成、健康診断、子どもの遊び場整備
  5. 通学路の安全確保・・・

単純に「保育料をどうする?」との議論で単一政策の拡充を問うのでなく子育て環境を広範に考えれば一点突破型の政治は危険です。私はバランスを考えながら「子育ての環境を改善します。」

―小中学校の30人学級を進めますか?―

回答 はい
考え方
「30人学級への全校実施に向かって着実に取り組んでいます。」
私は「教師が子どもと触れ合える時間を増やし、子どもの個性を伸ばせる教育」を目指して4年間進んできました。
現在の小中学校のすべてを30人学級にするには教師の増員人件費で10億円が掛ります(教室の増築は別途必要です)。

就任直後に佐藤教育長さんへ30人学級化をお願いしました。しかし教育長さんの意見は「ポンと10億円を使って30人学級化をしても教師の多忙感はなくなりません。発達障害児や不登校へのケアの専門員が最優先です。」というものでした。

教育政策は教育の現場の意見を優先するべきと私は考えます。そしてその目的「教師が子どもと触れ合える時間を増やし、子どもの個性を伸ばせる教育」に向かって一歩一歩前進しています。

その経過と展望は以下のとおりです。

  1. 先ずは発達障害の子どもの為に学習支援員を配置しました。
  2. 不登校やひきこもりの子どもを学校に復帰させる人員も配置しました。
  3. 小学校5・6年生の単学級の35人クラスを実施しました。
  4. 貧困世帯の生徒への補習塾を実施しました。
  5. すべての5歳児を対象に発達障害検診を行い、今後の個性を伸ばせるケアを行う体制整備に取り組みました。
  6. 中学校を不登校のままで卒業し、ひきこもりになった若者への支援も始めます。
  7. 教師が子どもと触れ合う時間を確保するために、前橋市独自の教員(教科指導講師)の配置を進めます。
  8. 教職員の事務負担の軽減のために補助員(校務補助員・クラーク)の配置を行います。

したがって今後も「30人学級への全校実施に向かって着実に取り組んでいきます。」

―給食費の無料化の拡充―

回答 はい
考え方
もちろん、今後も負担軽減に取り組みます。
そもそも、給食費は「給食の食材費は保護者、給食を作る人件費などの経費は市役所」で分担されて居ます。つまり、給食費は今でも、半分は市の負担となっています。さらには生活困窮世帯のお子さんの給食費は無料になっています。

加えて私は「義務教育在学の第3子の無料化」を行いました。
今後もやり繰りしながら、対象範囲の拡充を行いたいと思います。

しかし、全額無料となれば食材費14億円を市が負担することになります。どんなにやり繰りしても14億円を工面するのは厳しい現実があります。

むしろ「もっと美味しい給食、地産地消の給食、伝統の食」を食べさせてあげるべきです。前橋市の学校給食における地元食材の占める割合は全国上位です(野菜48% 豚肉80% 牛肉100% 米100%)。もっと安全で美味しい食事を提供する努力をさせてください。

―市役所業務の民間委託化を進めますか?―

回答 はい
考え方
26年度の行財政改革計画に位置付けた施策の財政効果は、15.9億円となりました。
【人件費の削減や補助金の見直しを進め、経費削減が約5.9億円、有料広告の推進や普通財産の売却等による歳入確保額が約10.0億円となり、平成26年度の取組結果による成果の合計は約15.9億円】

主な実績及び財政効果(平成26年度)

  • 職員数の適正化:約1.6億円削減
  • 外郭団体の適正化・自立促進→約2,000万円削減
  • 補助金の見直しと公表→約2.7億円削減
  • 普通財産の売払い→約1.5億円歳入確保
  • 有料広告推進→約3,400万円歳入確保

この26年度の行革によって生みだした財源は市民のための財源になります。
常に効率的な行政運営を継続することは当然の政治責任です。その中でも市役所の業務で民間に任せられる分野は積極的に任せていきます。27年度はこれに加えて太陽光発電の収益4,000万円が加わります。

【28年度の前橋市の行政改革計画】http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/499/504/p001633.html

28年度は公用車両の民間とのカーシェア等による保有台数の削減などをはじめ、思い切った経費削減を進め、市民を支える予算に回します。

逆の見方をすれば、
「行財政改革が出来ない政治では市民を支える予算を生みだせない。」
と考えます。

―シティープロモーションを拡充しますか?―

回答 はい
考え方
前橋市に足りないものは「発信力」です。
本市の魅力、今ある宝を再認識して発信するシティプロモーションは今後更に重要になります。まずは市民が前橋プライドを持ち、おもてなしの心を育て、市外からの交流人口を増やすために、赤城山ツーリズムの推進、「前橋ブランド」の開発・周知、名所旧跡伝統の発掘発信、アーツ前橋や文学館を中心とした文化芸術による街おこし等を進めます。

人が集まる都市となっていくために、前橋市は情報発信を拡充するべきです。

  • 前橋市内の大学や専修学校に学ぶ学生にも前橋にある企業の魅力を知らせること。
  • 市民一人ひとりが発信力、名誉顧問、観光大使、移住コンシェルジュなどを活用し本市の魅力を市内外に発信する。
  • 農業、歴史、自然など名物・名所を磨き発信します。

―マイナンバー制度を活用すべきか?―

回答 はい
考え方
行政の効率化と市民の利便性の向上を同時に実現できるように、前橋市はマイナンバー制度に全国で一番早く取り組んできました。情報化を利用するコンビニでの証明書発行によって市民は便利になり、市役所の業務は減り、人員削減ができます。

このような挑戦を行って、効率的な行政運営に努め無駄をなくすことは、政治家の責任です。

【取り組み】

  • 朝6:30から23時まで、しかも市役所での発行手数料よりも100円安く、各種証明書の発行がコンビニ等で交付できる仕組みを1月より開始しました。
  • 前橋市は4年間にわたり医療・健康記録の電子化による健康指導体制に取り組んできました。特に病院のレントゲンやMRIなどの診断画像の電子化による検査結果の共有は、患者さんにとっても有益な仕組みです。何度も検査を受ける無駄もなくなり、大きな検診写真を持ち歩かないで済みます。今後も大病院、地域診療機関、薬局などの医療系機関と福祉サービス機関との連携をマイナンバーカード利用によって進めます。効率的な医療・介護提供体制を目指します。
  • 母子手帳~学齢期の健康記録~成人後の各種健康診断記録~治療記録などを切れ目なく記録することで生涯の健康指導を行なえるように取り組んでいます。
  • 市内の公共交通(バス・電車・マイタク)などの乗車の支払いをカードで出来るように検討します。
  • ボランティアポイントなどを貯められる機能も検討中です。

―オリンピック・パラリンピックへの取り組み、スポーツ施設の整備や大会誘致予算を増やしますか?―

回答 どちらとも言えない
考え方
大きな競技会場建設に予算をつぎ込む必要はありません。外国選手団を接待して誘致することもしません。

しかし2019年ラグビーW-cup、2020年のオリンピック・パラリンピックに見える選手や訪問客を迎えることは日本が世界の国々に果たす役割です。それは建築、土木予算を拡充することではありません。オリンピック、パラリンピックは文化・健康・障がい者差別の解消などたくさんの意義を持っています。前橋市の名誉顧問であり、国際オリンピック委員会の副会長でもあった本市出身の猪谷千春氏の「東京からも近く、多くのスポーツインフラが整った前橋市が果たすべき役割は大きい。」の言葉のように、この機会に前橋らしい文化を磨き・健康的な環境を整え・障がい者の暮らし易い都市としての価値を作っていく機会にするべきです。合わせて外国からの来訪者を迎え、景観を整え、都市の魅力を増していくチャンスとして取り組みます。

―公共交通の充実に向けLRT(路面電車)導入を検討するべきか?―

回答 はい
考え方
高齢化社会の宿命は、車の運転をしない交通弱者が増えることです。前橋市も団塊の世代の高齢化に伴い、買い物や医療機関への通院の移動の手段としての公共交通の必要性が急拡大します。1月23日から始まったタクシーの補助制度「マイタク」も高齢者や障がい者、妊婦さんへの交通支援策です。LRTも含め、あらゆる交通支援策を今後検討することは政治の責任であり、検討しないことは怠慢です。

また一方、外出支援の交通弱者支援とは反対にご自宅への買い物配達支援や医療や介護、福祉の自宅への訪問サービスの拡充によって自宅での生活を支援します。

 ―養蚕農家への支援を拡充しますか?―

回答 はい
考え方
群馬県が助成を27年度から始めています。前橋市においても群馬県との協調対応を行う予定です。

―北口のエキータに行政が主導してテナントを誘致しますか?―

回答 どちらとも言えない
考え方
現在も、空き店舗への入居・開業を支援する制度があります。中心市街でも、この制度を利用してこの3年間で58店舗以上の開業がありましたそもそも民間の施設であり、どこまで行政が応援するべきかの議論が必要です。

むしろJR前橋駅前では、民間資本による再開発ビルの建設が予定されています。これらの施設や公共交通の活性化も取り組んでいます。このような駅の交通量の拡大によって既存の商業ビルの空きスペースが埋まっていくような自主的な努力もお願いしております。

―高崎市を含めた広域合併を検討するか?―

回答 どちらとも言えない
考え方
地域が共に活性化するためには、「合併」もあれば「連帯」もあります。先ずは連携を深めて、それぞれの都市の得意分野を伸ばし補完することが大切です。お互いが張りあって、あれもこれも・・・」では無駄が生まれます。

前橋は医療健康都市としての優れた機能があります。それぞれの都市がすべての機能を持つのではなく、得意分野を伸ばし連携していくべきです。競い合って、ない物ねだりでは無駄や無理が生まれます。連携が大切です。

交通の乗り入れや、電算システムの共有化などを進めています。

合併による政令市を作るとの構想は道州制議論の進展を確認しながら、研究を進めていきます。

―人口減少対策に関しての認識と対策は?―

考え方
日本の総人口が2100年に5,000万人弱になるとする「人口減」には、大きな危機感を持っています。人口減少は地域の衰退に直結し、行政サービスの低下を招きします。

「人口減」では、特に年少者、生産年齢者、老年者の割合が大きな問題となるため、「若者の結婚出産子育ての希望をかなえる」「若者の定着と高齢者の活躍、健康寿命の延伸」が重要になります。施策としては、「出会いの機会の応援」「安定的な雇用と収入の確保」「2人目の壁打破」「子どもの育ちを支える教育」「大学生の定着と高等教育機関の魅力向上」「ふるさと就職を促す魅力あるしごとづくり」「交流人口の増加と移住・定住促進」「生涯活躍のまちづくり」等を対策の柱に考えています。

―人口を増やすためにUIJターンによる若者雇用へ助成をしますか?ー

回答 はい
考え方
人口が減れば、買い物客が減り商店はなくなります。また電車の乗客が減り鉄道会社は本数を減らし、さらには鉄道も廃止されます。人口の減少により企業は働き手も消費者も失っていきます。

同じように、人口が減ることは行政サービスの低下につながります。人口を増やす政策は最優先です。東京では保育園の入所出来ずに入る子ども託児所は月15万円もの月謝です。先ずは前橋に子育てしやすい環境をつくり、東京の若者に知らせることが大切です。その次には働く場所の宣伝です。そして雇用奨励の助成を行い若者を呼び込みます。

  • 前橋市では「前橋市に移り住み働く方」と「前橋市内の受け皿企業」へ一時金の支給を行います。※28年度予算案に計上中
  • 前橋市の外から移住される方の住居として「空き家整備補助」も27年度から行っています。この制度を利用される29名の転入者がすでにおられます。

 ―日赤病院跡地の活用について前橋市での医療・介護体制― 

日赤病院跡地を放置することは出来ません。前橋市にとって有効に活用すべきです。また、日赤病院が移転する際に地元の方々と「この跡地には医療機能を残す」と表明してきました。その為にも単なる夜間休日診療センターだけではなく、地域の市民に対して訪問医療や訪問介護、リハビリ、訪問しての薬の指導など在宅支援を行うセンター機能の可能性について国から交付された費用で研究を始めました。

この日赤跡地も含め前橋市全域に在宅高齢者の支援センターを東西南北それぞれに配置していきたいと考えています。そのモデルが日赤病院の跡地の構想です。

前橋にすでにある医療・介護の多職種の連携で地域市民の在宅での健康を守る仕組みの拠点として設置したいと検討しています。【在宅包括支援センター】

―中心市街地活性化対策を行いますか?-

回答 はい
考え方
JR前橋駅から県民会館までの中心市街地が長期間放置されてきたと私は考えています。商業の集積地はもちろん移動します。しかし中心市街地は人が集まる、交流する場所であり、本市のシンボルです。そのため、活性化は必要であり、市民による自由なイベント推進、市民や商工会議所、民間企業と連携した街おこし、歴史文化・サブカルチャーの活用、広瀬川テラス構想の推進等を進めています。

4年間、「中心市街地に住む人訪れる人を増やす。」方向で取り組んできました。58軒の空き店舗のシャッターが開きました。今後もこの方針により、行政が大型ビルを建てることを止めます。市長の独断で作る箱ものは無駄です。その代り民間団体や市民の企画を応援する仕組みを作ります。

中心市街地は市民の空間です。訪れる楽しみを増やし、暮らす人を増やすために知恵をもって取り組みます。おかげ様で市民自らがいろいろな企画を中心市街地で活動されるようになりました。もっと力を貸して下さい。

―首長の多選の弊害についての如何に考えていますか?―

難しい質問です。多選の弊害とはマンネリ化により首長の視線の固定化によって、新しい行政課題への気づきが遅れることです。特定の取り巻きによって裸の王様になる危険もあります。

一方、継続性による政策の積み上げという効果もあります。功罪半ばではないでしょうか?

常に市民の声を聞きながら。時々刻々と変わる政治課題へ弾力的に対応をしながら、長期ビジョンの実現を目指すという政治モデルが都市づくりには必要です。

―市長に求められる資質は何だと考えていますか?―

これも難しい質問です。一言で「信頼」です。人から信頼される事。人を信頼する事。誰だって怠けたいと思います。でも「人からの期待を裏切れない。」と思い直して努力するのです。

「信頼」で市民と結ばれて行きたいと思います。

―税金の収納を優しくするとの公約の取り組みについて―

「問答無用の取り立てはしない。」「納税相談を丁寧にする。」と取り組んできました。滞納が発生した方へ通知を送り、電話や訪問して「相談に来て下さい。」とお願いをする仕組みを作ってきました。※前橋市では納税相談に弁護士、会計士、税理士さんの立ち合いを認めています。立ち会っていただければ、問答無用でないことが判ります。

市長就任後に新たに取り組んだことは以下です。

  1. 納税相談の機会拡充・丁寧な対応
    本市独自の新たな任意整理手法として、市税コールセンターを設置したほか、訪問嘱託員による納付の呼びかけや催告書等の発送業務を強化することにより納税を願いしています。
    以下のように納税のお願いを何度も何度も行っています。
    *4年間の実績(H24年度~H27年度※)
    ・訪問嘱託員(訪問件数:175,331件)
    ・コールセンター(架電数:5,952件)
    ・催告書・最終催告書等(発送数:199,103件)
  2. 納税環境の拡充整備(ライフスタイルに合わせた納税手段の導入)
    多様化する納税者のライフスタイルに合わせ、ペイジー、クレジット、モバイルレジなどの電子納付手段を導入することにより、全国的にも最高水準の納税環境を確立し、納税者の利便向上を図ってきました。
    また、口座振替をしていない納税者すべてを対象に3年間をかけて口座振替依頼書を封入するなど、納税者にとって手間が少なくするようにに努めてきました。

一年を振り返って・・・

2015年が終わろうとしています。

心から有り難うございます。SNSやブログにおいて、私はたくさんのお話をしてきました。飾らず率直に自分の考えや行動を伝えてきました。「山本龍」と「山本龍のやろうとしていること」を伝えたかったのです。何よりもこの前橋が輝く街である事を伝えたかったのです。

 

私が生まれたのは群馬県と長野県の県境の草津温泉です。前橋市総社出身の小学校の恩師が私を前橋の地に取れ戻ったのが理由です。「本気で頑張るなら、前橋に出してやる。」父の言葉です。

山の少年にとって、この前橋には希望が溢れていました

私の中学校1年生の写真を見ると何故か野球部もないのに坊主頭です。私の覚悟の表れです。

クラスメートは皆カッコよくて頭が良く見えました。

 

そして前橋が私を育ててくれました。

だから私はこの町に恩返しをする。

前橋を愛している

前橋は今でも輝いている。

医療の輝き、教育の輝き、産業の輝き、ここに暮らす市民の理性、街なみに落ち着き

歴史の深み、・・・そして広瀬川

 

この町は今でも、県都の輝きを持っている、

この町が希望の街だと皆さんに思い出してもらいたい。誇りを取り戻してもらいたい。

 

時間は掛ります。たくさんの役所の決め事、市や県や国の役人の決め事を説得しながら、私は約束の実現するために石にかじりつく思いで前進してきました。ほんとうに時間がかかります。

 

先日、赤城山の黒檜山の山頂の枝払いを行いました。やっと出来ました

「4年前、赤城山をきれいにする。100名山の黑檜に登っても木々が茂って何も見えない

木を切って関東平野を一望にみえる名所に変える。」といってきました。

環境省、森林局、群馬県、隣の沼田市や桐生市と掛け合い、4年近くが掛け、やっとです。

 

時間は掛っても、志をもって誠実に取り組めば前橋をよくする道がある。

4年前には霧の中だった前橋、

しかし今は「前橋が、県都の誇りを取り戻す道」が今私にははっきり見せる。霧が晴れた。

 

私は皆さんを背に担いでは歩けません。

ともに自らの足でこれからの険しい道の一緒に進んで下さい。

時には挫けそうになる皆さんの手を引き、励まします。しかし歩くのは皆さんの力です。

道のむこうに夢や希望があるようにしましょう。人は夢があれば挫けず歩けます。希望を失たった人はまっすぐに歩けません。希望は人をまっすぐに導く羅針盤です。

「ほんとうに前橋は変わるのか?」と半信半疑だった方が、「一緒にやろう!ともに前橋に誇りを作り上げよう!」と思って下さることを、前橋の未来を信じてくださることを願っています。

 

そのために、今まで歩いてきた4年、私は常に心掛けてきました。

・・・・・・・・・・・・・・・

どうすれば税金の無駄をなくせるか。

税金以外にやり方はないか?を考える。

市民の力を借りられる?

或は

準備に時間をかければ事業予算が減らせるか?

つまり『やりくり』です。

 

清掃工場の新設→延命化を決断したのも「やりくり」への準備ができるからです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マニフェストを実現に全身全霊を傾けてきました。しかし行く道に予想外の解決すべき課題が現れ、私たちに行く手を阻むこともありました。

 

例えば

・東北、岩手県から津波によって破壊されたがれきの処分の受け入れ

・発達障害児の課題の解決を、30人学級への対応より優先せざるを得ませんでした。

・大雪によって被災した農家支援に農政部の全精力を割かねばなりませんでした。

・地域の安全や安心の妨げになる空き家の増加や凶悪な殺人事件の発生

・オリンピック・パラリンピック開催地に東京が決定し、ラグビーWカップが熊谷にて開催されることも決定し、選手のキャンプ地としての受け皿も準備が必要になりました。

 

残念ながら幾つかの公約が手がつかぬまま終わりました。

政治は生き物です。時々刻々と情勢は変化し続けます。

大海原の波を乗り越えて進む船です

しかも、この船は大型タンカーのように舵を切っても進路を変更するには時間がかかります。

その先には必ず「希望の地」があります。

 

 

群馬は未だか。前橋が映るには何時か?

と首を長くしながら待ったNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の画面に中で、故郷の先人たちの活躍にワクワクしました。私たちの前橋・群馬は東国文化の時代から誇れる歴史を積み上げてきました。

前橋空襲からも高い志を持って蘇ってきました。

改めて、今を生きる私たちの責任を心に刻みます。

 

「明治維新」 「戦後復興」 に次ぐ「県都再生」は今です。新たな価値観にたつ純粋な精神に結びついた草莽の心がそれを成します。

ともに成し遂げてまいりましょう。

 

一年の最後にもう一度、私が皆さんに伝えたいことは

「前橋は凄い町だ。」「輝く街だ。」

そうです。この町は希望の溢れる町です

前橋を誇り得る町に変える

それは私一人ではできません。みなさんの力が必要です

一人でできる事など無い。世界中に一人で事を成したリーダーなどいません。

そこには志を持つ仲間がいました。前橋の誇りの復活には志を持つ市民の力が必要なのです。草莽崛起です。

 

この道を進もう!あの山を越え、あの谷を渡り、進もう

足に刺さった棘を抜き、道を塞ぐ大岩をどけ、肩を貸して、ともに進む。

それが私は皆さんに申し上げたい、一番大切なメッセージです。

 

それが私の使命であり、役割です。みなさんの使命であり役割です

ともに作ろう、県都前橋

この町の為に、汗を流す市民に力あれ。

この一年に寄せられた声援に感謝します。

有り難うございました。


2016年は穏やかなリーダーシップを目指していこう。

良寛さんのリーダーシップを考えることがあります。

小淵恵三さんの書生として政治を志してから30と余年がたちました。この月日を通じて私は数々の本から学びを得ました。もちろん本は読むのは好きだったですが、特に政治を担うようになってからは、導かれるように読みました。

とりわけP・ドラッカーの組織論は私に政治家としての行政組織への定義を与えました。S・コービーの「七つの習慣」は私の人生の役割の認識を明確にしました。

このほかにも様々な偉人の伝記は私に力強く、不屈に、圧倒的な正義と使命感をもって生きる事を諭しました。また、研究者が記した経済書は経世済民の経済政策の参考になりました。読んでは、メモを起こし、そのメモを見ては行動を起こしていく。人生は学びという「模倣」の連続です。

それらが今の私を形作っています。私の市長として、父として、夫として、・・・私の人生における多様な役割を果たす道を、先人の書物は灯台のように眩しい輝きで照らしています。

最近、積んでおいた良寛さんの言葉を読み直す機会がありました。改めて今読む良寛の残した言葉は、その「力強いリーダーシップ」とは一線を画するものでした。そこのことが大いに私を悩ませました。

それは今までの読書は何かを成すための学びを得る為でした。現状を是正し社会制度の不備を正すために「行動する学び」です。しかし良寛さんの言葉は何も成さない為の言葉でした。現状を肯定し、受け入れ、社会を疑わず、愛するだけの心です。

吉田松陰さんや田中正造さん、そして大塩平八郎さんの伝記をよみました。そこに書かれた言葉は「知行合一」です。学んだら行動せよ!との教えです。そのことば通り、この3人は社会変革のために行動し、吉田松陰は処刑され、田中は行き倒れ、大塩は自決します。行動し自らの人生を閉じます。

【「花燃ゆ」から感じた松陰さんは私の松陰さんのイメージと重なっています。しかし、違った点がありました。私が破滅への覚悟と思っていたものは、再生への過程としての死だったのですが・・・】

そこに見えるのはリーダーシップのリスクです。危険を顧みず火中の栗を拾い、虎穴に入るリスクです。そこリスクを冒しても必ず手に入れるべき理想があるのです。

いったい、良寛さんは「何を手に入れたかったのでしょう。」

むしろ反対に「捨てる事」しか私には伝わりません。彼から伝わった理想の社会とは「皆がほしがらない社会」です。皆が無欲に暮らす社会を描きだします。無欲社会です。他者を導くでもなく、自らの心を整えるだけに徹し、社会への変革の圧力を与える事もしません。

 「世の中にまじらぬとにはあらねどもひとり遊びぞわれは勝れる」

と社会から離れて影響を与えようともしません。今、良寛さんが社会へ与えるものは、他人が勝手に良寛さんから感じているのであって、良寛さんが積極的に発信したのではありません。まさに何も成さない事に徹したと感じています。

「形見とて 何残すらむ 春は花 夏ほととぎす 秋はもみぢ葉」 

何もいらないよ。何も持っていないよ。でも世界は美しい。無欲に生きれば変革に伴う痛みを受けず自分の心を安寧に出会えるという事です。どの英雄もできなかった無欲の心を成し遂げた良寛さんの凄さです。これは陽明学の「至誠」にも通じるものがあるようです。

論語にある君子は腹が減っても騒ぎません。

「君子固より窮す、小人窮すれば斯こに濫る。」

を実践した良寛さんはやはり君子であったのでしょう。孔子の言葉と良寛さんの言葉はスゴイと思います。「君子も腹を減らして死にそうですね。」との皮肉に対しても冷静に理想を語る。困ったときに徳を忘れるな。と孔子は言います

雪が降れば托鉢にもいかず、腹を空かせても慌てもしない良寛さんは

「飯乞ふと里にも出でずなりにけり昨日も今日も雪の降れれば」

と一切慌ていません。このことと私は大震災の後の日本人の行動規範を結びつけて感じます。

「この里の桃の盛りに来て見れば流れにうつる花のくれなゐ」

この春、東北にも前橋にも、春は巡りくる。それは自然の節理であって誰かの意思で成すものではありません。めぐる季節に感謝して花々を迎えるばかりです。

仙人のような政治活動ができるものでしょうか?憧れながらも、そうは思いません。前橋市にある暮らしを支えるのは明確な志が必要です。新しい年度の予算は数字の行列ではありません。様々な暮らしを支える為に市民からお預かりしたお金の使い道です。どのような志を持ってこの予算を執行するか。私を含めすべての市職員に課せられた責任です。つまり責任を果たしためには力を籠める必要があります。力を籠めなければ、道は開けない。

※ここまで書いて、小林正観さんと富士見の山荘でお話をした際の会話を思い出しています。「気負いを捨てて、政治をしたらどうか?」との示唆だったと思いだす。私は理解できなかった。正観さんの言葉は「こういう事だったのか!」と、おぼろに感じられるようになった。

「凍土に 眠るる種や 春間近 」 りゅう


「富岡製糸工場と絹産業遺産群」世界遺産登録内定をお祝い申し上げます。

富岡製糸工業と絹遺産群が世界遺産に登録されることが内定しました。心からのお祝を申し上げます。この登録へ向けて、長い間取り組んでこられた、群馬県、富岡市、藤岡市 伊勢崎市、下仁田町、そして関係者にご努力に心から敬意を表します。

さて日本の近代化の元になった蚕糸、製糸ですが、この中心になった群馬になかでも前橋藩と群馬県令楫取素彦の活躍は特記すべきものであり、前橋市としても今後も顕彰すべきと考えています。残念ですが多くが前橋空襲によって灰になってしましましたが、それでも、レンガの倉庫群、蚕糸記念館、塩原蚕種の巨大な建築物は今も現存しております。機械製糸の動力となった広瀬川などの河川の景観や総社山王の防風屋敷生垣“カシグネ”が残る歴史景観はぜひとも残したいものと考えます。

前橋藩および群馬県令楫取氏の製糸との関わりをいくつかの資料から引用抜粋します。

日本初の機械製糸場は松平家前橋藩において藩士速水監曹によって設置されました。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9F%E6%B0%B4%E5%A0%85%E6%9B%B9

1870年(明治3年):10月、速水堅曹は、民部省の要請により富岡に行き、官営富岡製糸場の設置場所を決めるための現地視察に参加。後に初代所長となる尾高惇忠(官営富岡製糸場建設を主張した大蔵小丞渋沢栄一の義兄)、フランス人顧問ポール・ブリューナらと会い新製糸場の利害を論じた。ブリューナ一行は富岡視察後、前橋製糸所を訪れたので、ここで速水が応対した。速水は第三代、第5代の富岡製糸工場の工場長となっています。

楫取素彦 初代群馬県令

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%AB%E5%8F%96%E7%B4%A0%E5%BD%A6

の数多い功績の中でも教育と人権主義と並んで産業振興は日本の近代化を作ったと考えられる。日本最初の機械製糸場が前橋藩で開業し、その2 年後に官業の富岡製糸場が作られました。楫取は、県内各地を巡り製糸業の振興に努めた。

外国商人の手を通さず直接輸出できれば利益も多くなると考え、桐生市黒保根の新井領一郎をアメリカへ送りし生糸輸出の道を開き、輸出が増加することとなり、必然的に養蚕業も盛んになりました。その先には明治三農老の一人、船津伝次平の活躍まで繋がる製糸産業の基礎を打ち立てた。

 

ほか参考

http://www.raijin.com/news/a/2012/03/25/news03.htm

http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/519/014/010/p009581_d/fil/katorimotohiko.pdf


新年あいさつ、市政運営の方向はー

【新年あいさつ】
皆さんには、新春を健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年は、前橋育英高校硬式野球部、富士見中の女子駅伝が全国制覇を成し遂げました。また、街なかでは、「アーツ前橋」が中心市街地に「芸術文化」の新たな価値を広げ始めました。前橋市が舞台なった映画「そして父になる」の映画賞受賞をはじめ前橋市の近代の歴史を担った楫取基彦初代県知事の妻がNHK大河ドラマのヒロインとして決定しました。他にもたくさんの市民が前橋市の名誉のために大活躍をされた一年でした。
これらは、前橋市が歴史や教育や市民の力のすばらしさの証明です。何よりも市民が故郷を愛する心のおかげさまです。
私も負けずに、「力を合わせる;融和」「市役所への信頼」「故郷の誇り」を発信してまいります。
 どうか市民の皆さんには、『前橋市民としての役割』にお力をお貸しください。
 結びに、皆さんにとりまして、本年が実り多き一年となりますよう心からお祈り申し上げます。

【各テーマ】

暮らしの質感と都市の品格が前橋の誇りです
 『前橋市は、すべての小中学校の吹奏楽が金管楽器を奏でます。医療が充実し、公園や街路樹に囲まれ、歴史や文化、スポーツを楽しみ、児童が遊べる施設に恵まれた都市です。』そしてその公園を自らきれいにする志溢れる市民の都市です。
歴史の誇りです。古墳や国庁・国分寺から剣聖伊勢守、酒井、松平、秋元、牧野諸侯の時代、そして近代史の中で前橋が果たしてきた役割、さらには前橋大空襲から立ち上がった市民の力。
 農業生産力、ものづくりの技術力、群馬大学・工科大・前橋国際大はじめ学問の力、朔太郎をはじめ多くの文化芸術の力、教育の力、スポーツの力、医療の力、そして故郷を愛する市民の力。
 この都市の持つ力を磨き、誇りを発信しましょう。

「しごと」を増やす
 
若者が前橋市に戻れる仕事、子育てしながらも収入を得られる機会、障碍者が自らの特性をもって働ける仕事、高齢者にとっての仕事・・・前橋に働く仲間の輪が広がることは政治の責任です。
・誰でも起業できる起業支援体制を目指します。
・中小企業振興条例の理念のもと小さな生業を大切にします。
・障碍者雇用の促進、特例子会社の創設支援。働く喜びを増やします。
・企業の誘致や企業経営支援。お役所仕事ではない「おもてなし」
・「ものづくり」の精神を継承する産学官の取り組みを進めます。
・学歴より職業人として生きる力を育みます。

知恵を絞ったアイデアで暮らしを豊かにする
私たちは変革の時代にいます。慣例のなかで見過ごされてきた無駄や非効率を新しい視点で改め、市民のための新しい価値を作っていこうと挑戦します。
・すべての業務を徹底的に見直し、利権のよどみを打ち流します。
・「もったいない」の心で不要不急の資産の活用を進める。
・「前橋のために。」有り難い市民の善意を歓迎します。
・デマンドバスや交通の仕組みを再編し交通弱者を応援する
・ICTを活用し、市民サービスを向上する

「市民自治₍市民の知恵と汗と絆⁾」による地域の活性化
市役所が税金を使って施設運営する時代は終わりました。官民協働を進めます。
・市民、その集合体である「自治会」が主体的に活動できる仕組みを拡充します。
・活動の場である公民館の整備など基礎的な整備を進めます。
・企業やNPO団体の社会貢献活動を地域に結びつけます。
・資金やアイデア面で連携し、前例に捉われない新たな事業を創出します。
・大災害が発生すれば、まずは市民が自分で命を守ってください。前橋は首都圏の避難民の受け入れもしなければなりません。※防災地図を現在作成中

前橋ならではの「産業づくり」に挑戦
おかげさまで工業団地が完売しました。それは前橋の優れた力が理由です。
1災害が少ない。  2道路網が整備されている。新潟港と日立港の真ん中
2暮らす環境がいい。4物価が安い
この勢いを増し、さらには農業でもブランド化や六次産業化の推進など、「農業」の新たな可能性に挑戦するとともに、次世代の担い手を確保・育成するための環境整備を進めていきます。

人々が出会い、結びつく新たな「中心市街地」へ
 
 学生のシェアハウスや芸術家のアトリエ、共通の趣味を持つ仲間が交流する部室など、最近では中心市街地を様々な活動の拠点として求める動きが活発化しつつあります。
「中心市街地」を舞台に、多様な人々が出会い、結びつくことで、新たな前橋の魅力が生まれます。芸術文化活動の発信拠点であるアーツ前橋や広瀬川のほとりにたつ前橋文学館も、その一翼を担います。何よりも此処の価値を感じ暮らし住む人が増えなければなりません。若者が街なか集住してくれる支援を作り、合わせて起業できる環境を整備します。、
歴史的な景観を整え交通の結節点としての中心の機能を高めます。

 歴史、スポーツ、食でお客様を迎えましょう。
4月に開催する県内初のフルマラソン。赤城山への自転車大会、サッカーのジュニアクラブ選手権をはじめ全国的な大会をどんどん誘致開催し、前橋を全国に発信していきます。2015年の大河ドラマ、19年のラグビーワールドカップ、20年のオリンピックにむけ前橋を発信します。
阿久沢家や大室赤城民家園、歴史景観、歴史の散歩。ほんものの食、花や山岳・・・・前橋の観光都市としての

前橋の魅力である「市民のおもてなしの心」で歓迎していきましょう。

環境とエネルギーの町へ
また、本市の地域特性である恵まれた日照条件を活かした太陽光発電設備の設置促進や豊富な水資源を活かした小水力発電の普及など「エネルギー創造都市」の実現を目指します。
バイオマス発電も県の政策「バイオマスタウン群馬」と協力して進めます。
最終的には前橋市の消費電力の30%を再生可能エネルギー化します。


当選の日に。

前橋市長選挙の投票日2月19日が前橋再生の出発になるために

私は一年間、挑戦の連続でした。挑戦するのは

〇既存の利権構造

〇市民から遊離した役所の思考

でした。私は価値観の変更の先頭に立ってきました。

(旧)   →   (新)

独り占め    分け合い  

無い物ねだり  遣り繰り

閉鎖        開放

分裂        融和  

固定的      弾力的

 官         民

 

守旧派のリーダー像を打ち破って見せることで

市民と職員の意識改革を導くことが私の挑戦の出発でした。

私の挑戦の目標は「市役所が市民の家になる事」です。

私はこの目標に向かって全力で進みます。

※来週には1年間のマニフェストの進捗と今後の方針について報告します。

 


25年度予算編成をおわって

25年度の予算編成を終え、市役所の皆さんへメッセージをおくりました。

 

皆さん。山本龍です。

本日、財政部よりの補正並びに25予算の概要説明がありました。

夏と秋のレビューを通じて意見交換した方向を具体化されたと感謝します。

あの長い時間が報われたと思うと、皆さんへのご苦労を労わるためにも

私自身も努力を積み上げていこうと考えます。

 

さて、就任以来、多様な提案をしてまいりました。

細かなメニューを数えると800項目になります。

ずいぶんと小さな事で皆さんを悩ませたと思います。

しかし、民意はあまりに多様であり、一人一人の市民がそれぞれ、

前橋市という地方政府に期待をしていると、どうかご理解ください。

 

大きな政策テーマも進みました。

大学法人化や共同研究、清掃工場、デマンドバス、市民参加の文化施設、

国保税の増額抑制、エスコ事業、環境負荷の低減、ICT社会構築、自治会・支所分権

自治会要望の達成率向上、通学路の安全、障害者支援、事業所税減免、

産業誘致、産学官連携、6次産業化と耕作放棄対策、有害鳥獣対策

・・・・書ききれない数のテーマが進捗しました。

 

こうしてノートをめくりながら一年間の出来事を思い出すと、

皆さんとのたくさんの出会いやミーティングのやりとりを思い出します。

ときには衝突し、時には私が説明し、反対に皆さんに説得され・・・

 

でも私はその邂逅の中で成長しました。行政のルールを勉強し理解しながらも

それでも背負ってきた民意の尊重への思いに焦り、また衝突し

・・・

来る25年度は中心市街の活性化や交通体系の新時代モデル構築

などの事業が進み年になると思います。

 

広範な広報の充実や見える化の促進によって市民の納得と信頼を得て

市役所を市民の家と思える優しさを増やしていこうと思います。

 

一方、市民との協働による民間活力の導入を柱にする

低コスト化行政体への変化が進む年にしたいと願っています。

さまざまな既得権や抵抗勢力との利益調整など難しいテーマが

眼前に現れるでしょうが、勇気をもって前進したいと思います。

 

そのためにも私達が思いを共有化することが大事です。

私は皆さんとともに進みたいと思います。


謹賀新年 2013新春

                         

新春を健やかにお迎えの事とお慶び申し上げます。

私達の10カ月の歩みを振り返ります。私自身は「前橋市長」との新たな責任を与えられてから、みなさんとの邂逅の中で、多くを学びました。議員経験しかなかった私が、執行する側の苦労や論理を探りながらも、約束の実現へ向かう過程は、市民の目からは“混乱”と見えたかもしれません。さらには「東北震災ガレキの処理受け入れ」のように新たな市民の抱く不安を前にした遠回りは“逡巡”と思われた事でしょう。しかし“納得”と“共感”を得る為には「ニ歩進んで一歩さがる。」との過程を大切にいて行きたいと私は考えております。(そこに寄り添うべき意見があるなら一歩立ち戻る手間を私は惜しみません。)   

しかし、それでも、私達は前橋市役所という巨大な船の舵を切り続けましょう。この船の航跡が弧を描き、新たな進路の先には「市民が希望を持てる社会」が有ります。 

前橋市の東西南北にそれぞれ少しずつ変化がおこり、全ての市民が近い未来に朧げに期待を感じて下さっています。

・富士見の森林を伐採して、粕川の小学校の木造化

・駒寄インターから上武国道をつなぐ赤城榛名道路、

・北関東自動車道IC、南部拠点西部地区の区画整理による開発、

・上武国道による地域再生、

・中心部では駅前から中心市街地の賑いの創出事業

・・・

まだまだ書き尽くせない取り組みが進みました。 そして市内全体に関わる政策としては

・雇用を生む工業団地の完売や農業の6次産業化、

・障碍者雇用では特例子会社や授産事業の支援、盲学校聾学校からの市役所採用

・弱い立場の子供や暮らしへの支援、自治会とのパートナーシップ

・交通弱者を支える交通インフラ

・ICT社会による新産業の支援と市民の便利

・創・省エネルギー社会によるエネルギーコストの低減

・スポーツ・文化による魅力のある交流都市づくり

・・・たくさんの分野で新規軸を踏み出せました。これらの取り組みがこの間、たくさんの職員と議会の協力によって前進しております。

 たくさんの政策が新聞紙面に躍る事は悪いことではありません。何度も申し上げますが、それらは「花」です。しかし最も大事なことは、「木の幹」です。幹とは市役所の職員がどれだけ市民を思って対応できるかです。その心が政策の基本にあるべきだと思うのです。「市民を思う。」とは「行政の正義とは何か?」との問うことでしょう。私達市役所の法令順守とは、実は市民の為ではなく役所の保身の逃げ口上になっているのではないか?法を乗り越える勇気が求められていると私は考えるのです。

市民の暮らしに寄り添い、規則や法律を暮らしに合わせて行きたい。私が正しい道を進めますように皆様からの厳しいご指導をお願いします。前橋市役所が市民の「家」になるために私たちは前進しましょう。新しい年もまた皆さんと公という使命に結ばれた前橋市を創りたいと念願しております。

2013年1月4日  山本龍

※写真は産経新聞社主催 高崎前橋市長対談時のスナップ。高崎の観音山に登ると、赤城、榛名の山裾に広がる私たちの故郷が一望できました。