既に少し前のことになりましたが、国会では、民主党一川防衛大臣が
ワンチュク・ブータン国王夫妻のレセプションを欠席し、民主党議員の
パーティーに参加していたことが公になり、議論になりました。この大臣
は元々安全保障の素人なのだから仕方がないです。
この程度の人物ということを自らも、我々にも証明したということでしょう。
更に、ワンチュク・ブータン国王の名前も知らないことが国会で明らかに
なりました。
民主党政府はいったいどうなっているのでしょう?
ところで、不人気な一川防衛大臣が無視?したワンチュク・ブータン国王
夫妻の来日はある意味大変な騒ぎになりました。
ブータンは経済大国でも資源大国でもありません。率直に言うなら小国
です。しかし、今回のワンチュク・ブータン国王夫妻来日は、まるで大国の
皇室並みの熱狂と感じたのは私だけでしょうか?失礼ながら、確かにイケ
メン国王と美しい王妃は絵になります。
しかし、私はTV報道で見た京都金閣寺における国王が示した住職に対する
労わりの心遣いや、訪問各地で見せる謙虚な姿勢に最近忘れがちな日本
の価値観を見た気がします。
ワンチュク・ブータン国王夫妻は、経済力でも資源力でも軍事力でもない価値
観によって我々日本人に強い好印象を植えつけました。これはとんでもなく
強いソフト・パワーだと思います。このソフト・パワーによって、今後ブータンは
日本との関係強化を円滑に有利に進める基礎が強固に築けたと推測します。
話は変わりますが、このBlogを読んで頂いている皆さんはブータンの地政学
的位置をご存知でしょうか?是非地図をご覧ください。ブータンは日の出の勢い
の2大国、インドと中国の板挟みなっています。特殊な地形の場所とは言え安全
保障上の問題はブータンにとって何よりも大事でしょう。
日本では国民総幸福指数ばかりが話題になっています。それはそれで大事です。
しかしながら、ブータンが置かれた地政学上の厳しい立場を理解し、なぜこの
時期に来日したのか?を我々もよく考えるべきと思います。
そう考えると、アジアの小国の国王夫妻と侮る?一川防衛大臣の行為は、単なる
礼儀良識欠如以上の防衛大臣資質問題を含んでいると考えられます。
今回Blog話は前橋に直接関係がない話題でしたが、私山本龍も出来れば妻と
2人でブータン国王夫妻のように癒しを与えられるようになりたいものです。
また、今の前橋に足りないのはソフト・パワーであるとも感じました。
ワンチュク・ブータン国王夫妻是非また来日ください。