◆群馬政治みらい塾の講師は中曽根さんに頼みたいです
一昨日、群馬県連の政治塾の構想を練りながら中曽根康弘さんの意見が掲載される新聞スクラップを読みました。『政治家は歴史の法廷に立たされている。』との言葉。高齢なのにすごいですね。
その上、我々の世代より現実主義者でありながら、戦略的に先を見て、
海外との視点にも立ち、その上理想を持っていることには頭が下がります。
『後世の歴史家はアメリカとの関係や夫婦別姓、外国人参政権』の民主党政策を如何に評価するでしょうか?私は「改革」の言う名でこの国民を定義付けきた日本人の背骨まで歪ませることに慎重になっております。
こららの考えを聞くためにも県連の講演には中曽根氏の登場を願いたいです。
また、先週 J.カーティス コロンビア大学教授の「政治と秋刀魚」
を読みました。
日本の政治をここまで研究してくれたアメリカ人に感謝したい気持ちです。
それで、昔かじった、「代議士の誕生」を図書館から借りてきました。
今、復刻版がでています。
● 「代議士の誕生」J.カーティス 日経BP社
冒頭の復刻版への前書き中に以下のことが出ています。
自民党権力基盤3つの柱とは
・西洋に追いつくという国民共通の目標
・エリート官僚の存在
・党ではなく、個々の議員の集票マシーン
この3つが社会、時代の変化に対応できなくなって崩れたという意見です。
全てではないですが、うなずける意見と思います。
逆に言えば、地方分権と2大政党化が進むのであれば国政並に
この3つに関する基盤再構築を県政でも考えるべきと思います。
ジェラルド・カーティス氏にも是非、講演お願いしたいですね。
ちなみに娘さん2人は子供の頃夏休みは月夜野町で過ごしたそうです。
ジェラルド・カーティス氏の娘さん2人が子供の頃夏休みに月夜野町で通った学校は北小学校だそうです。
なお、「政治と秋刀魚」よりいろいろ学べましたが、その中から、
・日本で言う人生の“再チャレンジ”と 米国の “セカンドチャンス” は意味が違う。日本のそれは、あるべき姿、良いとされる行き方 例えばフリーターが正社員になることなど。米国のそれは、有名大学の卒業者でなくても有名大学大学院に行く窓口がきちんと開かれていること。(J.カーティス氏は本人曰く無名大学出身でアイビーリーグのコロンビア大学大学院進学)
いろいろなキャリアを積み、能力と意欲と勇気で転職できる機会があること。
・60年、ケネディ大統領は国防教育法を制定し、そのお陰でJ.カーティス氏は日本研究を行う資金支援を得た。
「教育とは国防である」という同大統領の考え方は私も同感です。
「政治と秋刀魚」によると、1957年にソ連が人類初の人工衛星「スプートニク」の打ち上げに成功したことで、アメリカは教育・軍事・科学技術分野において改革の必要性に迫られ、これを踏まえ、60年にケネディ大統領は安全保障のためにアメリカ人は外国のことをもっと知る必要があると訴え、議会で「国防教育法」を設立したそうです。大統領は、自国・世界の治安を維持・向上させるためには異文化のことをよく知らなければならない
と考えたそうです。これも今なら広義のソフトパワーなのでしょう。
嫌いだから見ない、聞かない、知らない は恐ろしいことです。
ご存知の通り、孫子のいう「己を知り敵を知らば百戦危うからず」です。
・自分には不合理で理解できないことであっても、それを安易に文化論に結び付けて逃げてしまうのは良くない。
私ももっとだと思う。
・日本人は日本人が思うほど世界でユニークな存在ではない。
世界中どこの国民もユニークな面を持っている。と言うのが正しいのです。
◆だからこそ教育の機会の確保こそ国家の最重要課題です。
親の資力によって、学歴が決まり、人生の形が決まる社会は悪い社会です
頑張れば誰でも学問を成せる社会です。
さらには学問だけではなく、すし職人、漫画家、音楽、ダンス・・・・・・・・・技能を磨き、社会へ羽ばたける。そんな子供たちそれぞれの夢を応援する社会です。
大学―――役人―――天下りが世の中の勝ち組とされる社会は
悪い社会です。縮んでいく社会です。滅びていく社会です。
・田舎は駄目で東京がいい。
・大きな組織が小さな組織より良い。
こんな風潮が蔓延する社会は悪い社会です。崩れていく社会です。
◆中曽根弘文さんへの期待
上記に書いたように私は、この夏の参議院選挙は国のあり方、いやモット大きな意味で「日本人の生き方」が問われています。「子供手当てを如何に配るなど?」等とは、文部省や外務省の担当大臣をした中曽根弘文さんが語るには小さな話です。
もちろん国家財政は大事。でも日本人へのメッセージを語ってほしいです。