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国民の声に鈍感な自民党は滅びる!

「自民党政治は日本の社会構造の変化に鈍感だった。」

若手の自民党議員はその危険には気付いていた。
過去の成功体験にとらわれ、昔ながらの選挙を漫然と続ける自民党のベテラン代議士に支配され自民党にはその危機感は届かなかった。
民意の中に官僚の独善への批判を感じた渡辺嘉美さんの警告を無視し、逆に離党に追い込むとの自民党幹部の振る舞いに象徴されている。
有権者の政治への声を聞かず、官僚の都合を優先した。この自民党の鈍感さ故に、自民党はその報いを受けたのである。

アメリカの政治学者ジェラルドカーティスさんは以下のように書いております
「 2009年8月30日は、日本の政治史にとって歴史的な日であった。その日に行われた総選挙の結果、政権交代が現実となったが、今回の選挙は政権交代という以上に深い意味を持っている。それは、戦後日本の政党政治の終焉にほかならないという意味だ。 戦後、新憲法が成立して以降、今回の総選挙で初めて自民党ではない政党が衆議院で単独過半数を獲得した。これから民主党政権がうまく国家運営を行うことができるのか、あるいは自民党が復活して再び政権を奪い取ることになるのか、今の時点で予測はできないが、これからどんな展開になっても、元の政治に戻ることはあり得ない。 下野した自民党は今までの野党とは違い、政権を担った経験がある。それを生かして民主党政権の政策を厳しく攻めることになるだろう。政権を担う民主党議員は、初めて政権運営、政策決定、官僚との関係、国家権力を知ることになる。選挙で負けて下野したとしても、与党の経験を持った野党になる。このことは、日本政治の新しい政党政治体系への移行を意味する。
自民党が失った「3つの柱」
 そもそも自民党の権力基盤は、3つの柱に支えられていた。
 1つは、国民の間に「西欧に追い付く」という共通の目標があったことだ。その目標を達成することが自民党の主な存在理由になって、それを見事に実現した。だが、それは1980年代半ば頃までの話であって、それからどういう目標をどういう戦略で追求すればよいのか、新しいビジョンを日本は見つられなかった。 
2つ目の柱は、エリート官僚の存在だった。 この2つ目の柱は1990年代の官僚スキャンダルと政策の失敗で倒壊した。官僚は長い間誠実で有能というイメージがあまりにも強かったため、不祥事や失態が明らかになると、国民は激しい怒りの声をあげた。自民党も自分の身を守るため官僚批判に加わり、経済失政への批判をかわそうとした。複数の大臣経験者が、重大な決定を下したのはすべて官僚だと訴えたのである。 官僚と手を組んで長期一党支配を享受した自民党が、強大な官僚組織を前に自分たちは無力だったと訴えるに等しい。自民党政権が続く限り必要な官僚改革は進まないと有権者が結論を出したのは当然である。
 3本目の柱が、自民党の集票マシーンだ。 地方議員、業界、地域の有力者・・・日本の政治のどこが一番変わったかといえば、それは自民党の集票マシーンが機能を果たせなくなったことである。伝統的な集票マシーンは、今の社会のニーズに応えられず、票をまとめる力を大幅に失ったのだ。」
だからこそ、新しい柱を打ち建てる必要がある。それは選挙に勝つ為ばかりではなく、野党としてのキチンとした活動をするためにも必要なことです。
新たしい3つの柱を私は主張したい。

○新しい社会の目標を、社会の現実の中から創り出し、その目標に向かって進むべきとのメッセージを発信し続けること!
しかしその目標や価値観がどのようなものであるかは分からない。古いものか、新規のものか?
民主党政権によって崩壊する自民党が立ってきた社会を守ることなのか、それとも全く新しい理想を見つけることなのか
日の丸、国家への帰属、家族、移民・・・に中にキーがあることは確かであろう。

○官僚に頼らない政策立案、政策実行能力を身につけること!
この能力を自民党は退化させてきた。その結果、民間のシンクタンクや政治へ提言する教育者、NGOなどの政府代替組織の育成の芽を自民党は後回しにしてきた。それは官僚に遠慮した結果あるいは官僚に誘導された結果だろう。使うはずの官僚組織に使われていた事は事実だろう。
自民党は、国民の暮らしに中に根ざした政策立案実行のためにも、広く触覚と分析能力を得ることが最優先の課題である。

○その政策を広く有権者に直接に伝える能力と努力を行うこと!
「密室と親分」は自民党の意思決定への国民のイメージである。そこで決まった決定を上意下達の仕組みを作ってきた。
業界団体や後援会の集会で壇上のひな壇から伝えられる言葉には関心がなくなってきている。
テレビ、インターネット、新聞・・・で作られるイメージに負けない理念や大義、そして共感を私たちは語る能力が求められているのです。


先日、自民党県連では中曽根康弘さんを講師に勉強会を行っている。
90歳の老政治家が語る
「保守したければ、改革せよ。」との言葉を贈られた。
この言葉を心に刻んだ聴衆は自民党群馬県連にはたくさん居られたはずだ。

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2009年10月11日 23:24に投稿されたエントリーのページです。

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