質問を終えました。
小寺知事へ行う質問の勢いとはまた違うものですが緊張しました。
大沢知事の答弁が簡明に戻ってきたことに驚きましたし、
時間にも十分余裕がありました。
今回の質問の趣旨は「前政権が残していった負の遺産の解明」がテーマです
当然、前政権批判に終始することは私の本望です。
小寺さん個人ではなく小寺政権官僚的な支配の論理へ対する私の思いです。
実際、振り返り、その事業を検証すれば、「後は野となれ山となれ」的な精神構造が充満しています。カラ出張の返還をしないとの小寺宣言にもわかるように、民の倫理感とはかけ離れた精神構造が県庁舎全体を飲み込んでおりました。
私は大沢県政がこれらの清算を行えるかどうかは、確信をもてません。
それは県庁機能時代が未だ前政権に蝕まれているからです。
・玉村の汚泥処理センターの約束
・昆虫の森などの大型事業の負の遺産
・県庁舎の整備手法
・自分の側近を公社事業団へ送りこむ手法
などの問題を大沢県政で改革するためには、
○県議会の機能強化
○県庁組織に知事マシンの設置(知事公室のような機能です。)
などの取り組みがいるでしょう。
さて、質問ですが、こられは私が一年間、群馬を歩きながら出会った人たちと約束したことです。思い出します。私は群馬を行脚するなかで小寺県政に蓋をされた無力のレジスタンスと出会いました。彼らにとって私は友軍に映ったのでしょう。もちろん私は、いつか知事としてこの問題解決を果たすと約束してきました。
特に新里村の仲間からは「昆虫の森は産廃施設の問題解決のために、建設されたとも思える建設地の決定過程」を教わり、玉村の仲間からは「浄化センター建設の覚書」の未履行を知らされたのです。これらのテーマに触れない私の質問はあり得ません。その結果が今日の質問です。
昆虫の森の廃止への質問中
桐生のO議員から、控え目なヤジを頂きました。
実は先日の議会で、O議員が昆虫の森のクラフト工房につての意見を述べられていました。そこで作った蝶の飛行体を実演もしてくれました。たぶんOさんはこの昆虫の森で“きずな”を作ったのです。私が“きずな”はできないと断言した施設でです。でもそれは地域のきずなではなく、同好の学ぶ人同士のきずなです。私も知事も地域のきずなを作りたいのです。
さらにこの施設の赤字で4億5千万。天文台と館林美術館を足すと10億円です。この10億で福祉や教育への予算が増やせるならOさんも理解してくださるでしょう。
私が一時期小寺政権与党に所属したことは事実であります。議案に賛成したことは釈明の余地がありません。しかし私はかなり大きな反対意見を意思決定の過程で表明し続けてきました。昆虫の森も10億円の予算削減が私たちの活動で成功しました。県庁舎芝生広場モニュメント建設への議会有志での反対運動は党の長老議員からも叱責されることもありました。
その結果、わたしが離党し、議員辞職し、知事選挙へ挑戦することになったのです。
権力の思い違いというその過ちを繰り返さないために、
今回はその問題点を伝えられたと思います。
さて小寺さんを反面教師にするとの方向性を示したのですが
すでに大沢県政でも心配の種が一つあります。それは借りテナントでのささやかな事業ですが、1年間の費用が1億。しかも東京に職員を置くという行政の拡大につながる懸念を感じさせます。「ぐんまチャンの家」です。大きなベクトルからのずれを起こしていることも感じます。これだけが突出して異様なのです。
しかしこれとて小寺的意味不明とは違い、知事マニフェストにハッキリと謳われていた「観光ぐんまの情報発信」「全国知名度ワースト1脱却」の政策であり、この事業着手のプロセスが見えている以上、コンセンサスを得た事業なのでしょう。