6月2日午後3時半より65分の時間をいただき本会議質問を致します。
やっと原稿が仕上がりました。担当下さった議会事務局の池畠さんに感謝申し上げます。
山本龍 2009-6月議会 一般質問案
知事、私たちは人生の半分を民主主義の真っただ中で過ごしてきました
知事がふるさとの議会に挑戦されたのが25年前
私もそのころ小渕恵三さんの書生になりました。
私たちは経験から、民主主義は政策変更に時間がかかることを学びました
民主代議員主義の社会では、一人一人の暮らしへ民主主義で選ばれたリーダーの政策が届くためには時間がかかることを学びました。
今知事は、もどかしく感じているでしょう。
しかしだからと言って、こつこつと歩むしか方法はありません。
政権交代という変化を選択した県民に変わったという実感を届けるための努力を懸命に続けていきましょう。
知事も議員のそれぞれ一人一人の様々な社会正義を背負って
県民の暮らしの現場を歩き続けてきました
皮肉屋は「どぶ板政治家」と誹るでしょう。
しかし霞が関のエリート官僚が見たこともない暮らしの現実を積み上げてきました。
それは地方主権の自治にとって最も大事なことです
それが私たちの誇りです
私も、暮らしの現場で、政治に助けを求める人の声を聞きました。
30年間の官僚支配でほころんだ信頼の政治を取り戻したいと思います。
5つの項目で質問を行います。
Q1
最初の質問は玉村下水処理センターについてです。
群馬県の人口の3分の1の日々の暮らしから出る汚水を処理する施設です
30年前、機動隊まで出動する反対運動の中、ときの総務部長である前知事が
調停し工事が始まった施設です。
その時 小寺さんが約束した「住民が安心する下水処理センターにする。」との約束が
実現していると、知事は考えていられますか?問題解決が30年間先送りされてきたのではないか?
A
まだまだ問題がある。早期に問題を解決し、当時に約束である日本一の水質浄化センターにしたい。
Q2では土木部長におたずねします
PCBの混入、不明水の流入による汚水のオーバーフロー、耐震化工事の先送り
臭いを防ぐ汚水処理マスの蓋の設置など、30年前の約束を如何に実施するのか?
その実施計画を示してほしい。それには一体いくらの工事費がかかるのか?
それが示せなければ30年前の小寺氏の約束は、その場しのぎの甘い言葉であったのですか。
あとは野となれ山のなれとの問題の先送りはもう許せないのです。
Q3
それを示し、玉村の人たちの理解を得なければ、規模の拡大をするべきではないと思うが
如何でしょう?
では次の質問を知事へお尋ねします。
Q4
私は、暮らしの現場で、政治の支えを求める人の声を聞きました。
様々な文化を担おうとしている人や郷土を賑やかにしようと努力を続ける人たちです
彼らは手弁当で活動をしています。巨大な文化会館でも美術館も彼等は求めていませんでした。チョットした応援なのです。お囃子の太鼓や踊りの衣装の修理代。安い料金のアトリエや工房、あるいは経済に恵まれない子供たちが美術や音楽の勉強の奨学金制度、あるいは美術品のよる税金物納制度なども文化の担い手への応援になるかもしれません。知事、建物を作るお金を文化を担う人を支えるお金へかえることが必要です。知事の所見をおたずねします。
Q5
おじまのねぶたが知事の幼い時の思い出になっているでしょう。私も初市、暮れ市、祭り
群馬には、各地に地域の人によって受け継がれてきた地域の行事があります。それは人と地域を・・・人と人を結びつける“きずな”です。大沢県政の目指す“きずなの復活”が大事です。各地の文化や集いを、知事として訪ねることを提案します。いかがでしょうか?
Q6
それは前政権のもとで作られてきた施設の利活用についてです
そのうちの館林美術館、昆虫の森、天文台、・・・は知事が設置した県有施設の在り方調査委員会の報告書では、「はっきり今のままでは重荷だ。」とバッサリ評価された。
これらの施設が,借り物の文化であるように思えてしかたありません。
これらの施設は知事の言う地域のきずなを作ったでしょうか?
そしてこれらの施設は見る者に伝えると思われますか?
Q7
この施設を訪ねて、権力の奢りを感じます。
現場の暮らしとのかけ離れた王様の勝手さを感じます
この施設を建設運営するために浪費される巨額の費用が、子供を守り育てるために使われれば、不登校の子供も障害を持つ子も危険な通学路に心配する子もいなくなると思わずにいられません。できた施設と惰性で維持するより知事としての
リーダーシップで利活用を図るべきです
たとえば、
・昆虫の森は亜熱帯温室を閉鎖し、里山の森を中心に野外活動の場として残す
・県立館林美術館は、老朽化した館林厚生病院への転換、
・天文台は国立天文台への移管や天文愛好家への管理委託
・老朽化して一部閉鎖された東京都世田谷の一等地にある学生寮は売却し、その代金を学生の奨学金へ。これなら、東京で学ぶ学生しかメリットがなかった学生寮が、群馬の青年が日本中、世界中で学ぶ奨学金になるのです
・伊香保に近い森林憩いの森は伊香保渋川市へ移管
・県庁前芝生広場は駐車場へ
如何でしょう?
いつまでも所管課に任せていては改革はできません。寒山荘を伊香保へ移管したように
知事のリーダーシップに期待しております。
Q8
そして教育長へお尋ねします
それは子供たちへ群馬の文化や人物、歴史や自然を如何につたえるかです。
「偲ぶ毛の国 ふたご塚」「分福茶釜の茂林寺」、「昔をしのぶ多胡の古碑」など口の端にのぼるものの意味を知らない見たこともない。新島襄や内村鑑三、船津伝次兵衛を知らず、大胡に在った城、ましてやそれらの歴史や文化を守ってきた人たちの努力に気付きもしない。知事のマニフェストにある尾瀬学校によって「仙境尾瀬沼、尾瀬ケ原」とはこれだったのか。」と子供たちははじめて知るはずです。
Q9
天下り団体と県庁との癒着の弊害
天下り団体へ随意業務発注や指定管理者選考で感じる身内意識
内部では変えられない。長い役所の論理を排除できるのは民間知事。
そして評価委員会などの外部の民間チェックだ。
Q10
手当を時代に合った形へ変更するべき
給食員の手当が廃止された。こんな手当が今まで続いてきたことをしって愕然としている。
手当として支給される総額170億円全体がどのような内容なのか
Q11
日赤前橋病院移転審議会の答申は「現地建て替えと移転を検討したが現地での用地確保が難しく、移転が望ましい。」との内容です。
また「移転に際しては、地元の理解を得ることが必要。」とされている。
現地建て替えの検討がされたとは思えない。
地元の理解を得るには、建築や用地、まちづくりなどを検討する組織が必要では?
長い官僚知事の精神構造が根強く残っている群馬県政に変化を生むためには
人々の暮らしの現場を歩いてきた地方政治家の現場主義を推し進めるしかない知事の英断を期待する。
Q12
最後に知事にお尋ねします。命を救うドクターヘリ、経済的に困っている子供が安心して治療を受けられる15歳までの医療費無料化政策、子供と教師のふれあいの時間を生む30人学級、群馬の自然の宝を体験できる尾瀬学校。 知事の主要なマニフェストが実現できたことを評価します。しかしその一方で財源の不安から、15歳までの医療費無料化政策では実現までの間、県民へ不信感を与えたことは残念で堪らない。また尾瀬学校もできれば泊まって星空を動物の鳴き声を体験させたいとも思う。私は県庁内の政策実現へのサポートの不足を疑うものです。「たった一人の民間人として県庁へ乗り込んだ知事へ、財源は削って生み出すから知事。県民との約束を果たしてください。」との庁内からの支えが足らなかったと思うのです。マニフェストを実現して県民の暮らしを支えるためにはマニフェストを県庁スタッフみんなで共有することが必要です。如何でしょう。
知事のマニフェストは県民によって選択された唯一の政策です。そのマニフェスト実現の方向が誤れば、われわれは議会改革を進め政策調査、立案機能を高め、その誤りを正します。マニフェスト実現のスピードが遅ければ、我々自身の議員給与の削減をし財源確保を応援します。群馬の政治が信頼され続けるようにわれわれはいつも社会正義を貫きます。