「教育の現場の中にある習い事としての美術」の視点ではなく
「産業としての美術」を感じる話を伺う機会がありました。
こうしてゆっくり、数時間、絵を見ながら、お茶飲みながら話を聞くことは浪人の機会が与えてくれたのですね。
その方の話では
「商品のデザイン開発や企業のCI企業イメージ戦略のなかでのデザインは群馬では認知されていない。単なるデザインではなく、企業や商品にとって必要なもの、不要なものを選択して、整理するプロセスがデザインです。たとえば電通や博報堂は企業の将来の方向性を考えながらデザインする。つまりデザインは、未来においてその商品や企業のあるべき姿を考えるんです。
群馬ではこのような機関が未成熟。産業支援の仕組みに取り入れるべきですね。デザインによって、未来が変わることの有効性をもっと認識していこう。
桐生の織物デザインナー“あらいじゅんいちさん”て知ってる?
群馬の木工など地場産業もデザイン力で応援するべきです。
工業デザイン、環境デザイン・・・」
なるほど、デザインという頭脳誘致のためにも美術館やデザインの専門性の高い研究機関などの必要性を訴えておられた。なるほどな!!
ひとつだけ私が思っていたとおりの話もあった。
「館林の美術館は今のあり方には疑問!」
よかった。私の思いと重なるとこがあって・・・
「でも美術館は観光商業施設ではありません。採算性だけでは集客のあるイベントだけの運営になってします。文化的財産の継承や研究機関の役割の必要です。:ドイツのバウハウスを参考にするべきかな。」
は~。なるほど、産業界の下支えですか。デザイナーの役割を認識する経営者。
そんな啓発こそ最初の一歩ですね。群馬県の何百という宿泊施設の浴衣をデザインすればどうだろう。何百という浴衣の柄が群馬の観光地の通りを歩く。きっときれいでしょうね。
材質のもちろん桐生の織物。きっと中国産浴衣より高額になるだろう。
そこで応援するのが県の観光局なんて構想如何?
「現実的には観光地の空き店舗の工芸作家への貸し出し事業でしょうね。南フランスの工芸村も参考になるはず。」
勉強になります。