
今回の統一地方選挙の知事選結果は、群馬で行われる、7月の知事選挙には全く関係ないと考えている。なぜなら、13の知事選で、5選目挑戦知事審判はなかったからだ。福岡県の麻生知事が4戦目挑戦となったのが最長だ。
これに対し、群馬知事選は、5選目の知事が正しいかどうかが最大の争点と考えている。これは、知事個人の資質の問題ではなく、強大な権限を持つ知事という仕組みをどうするかの問題だ。私は誰が知事になろうと、知事という仕組みは「3期12年まで」という枠をはめることが正しいと主張している。
北海道、岩手、東京、神奈川、福岡等各地で行われた知事選では、候補の誰一人として5選目を目指す方はいなかった。改革派と名乗る方々は、自ら立候補せず、多選の弊害を除いた。現在全国の知事で、最長は橋本高知県知事の5選(任期今年12月)ただ一人だ。他に5選知事はいない。
4月7日夕方、仲間と共に、横浜駅西口高島屋前での松沢知事、北川早大教授(元三重県知事)の演説を拝聴した。現職神奈川県知事で、2選目となった松沢知事は、そのマニフェストの重要項目に多選禁止条例制定、3期12年までを掲げた。松沢知事は知事選で優勢を伝えられ、実際圧倒的な勝利を納めた。それでも、否、それだからこそ、多選禁止条例制定の必要性をご存知なのだと思う。
自ら知事の権限が強大であることを述べられた。だからこそ、その権限には期限が必要なのだと。私も全く同感だ。多選禁止条例制定は、誰が知事になっても、群馬の未来に必要であることを、改めて確信した。
7月に行われる群馬県知事選挙は、多くの争点がある中で、全都道府県知事2人目の5選目知事が誕生するかどうか注目される。群馬県民が5選目20年知事を認めるかどうか注目される。その意味で、全国的にも注目度が高い選挙として位置づけられると考える。だから、今回の統一地方選挙の知事選結果とは関係ない。他の知事選とは違うのだ。