一年間の書類整理のため朝から東吾妻町の事務所に来ている。半年振りにここで一日を過ごす。
今まで館林から渋川まで、6箇所の意見交換会でいただいたアンケート集計や、コメント欄に寄せられた意見をまとめている。「シンボルとなる沼田城の復元」とのコメントがあった。成る程、何処にでもあるモニュメントではなく、故郷の古城の復元は市民感情としてはあり得る事業だろう。多くの住民からの寄付も集まるだろう。また、真田の武将達や塩原太助、さらには現代の歌人である、生方たつえなどの郷土の人物に、どれだけ市民が触れ合う機会があるかも重要だ。内なる文化力を高める政策の結果、より多くの市民から納得をもらえる事業になるべきだ。
友人が東京からコンピューターソフト山本龍バージョンを組みに来ている。難しいプログラムを作りながら、私の文化って何?との質問へ、こういう風に答えた。
「群馬の友人が上毛カルタを諳んじながら、色々な地域の歴史や名物を説明する様に群馬の文化を感じた。私の故郷茨城にはこういうのはないな。」
成る程と思う。群馬には凄い歴史と風土がある。誇らしい。「沼田城下の塩原太助」を読みながら、沼田城ってどんな城だったか、皆が興味を持てば自然と再建運動が湧き上がる。
ついでに、プログラムの画面を見ながら、彼が教えてくれた。カリスマ学校司書、小池静子さんのこと。地域の文化教養の拠点として学校司書が活躍できれば面白い。県立図書館の地域でのリファレンス能力の向上にもなる筈だ。ご参考になるかわかりませんが・・・。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/mujisan/travel/takayama.html
>http://www2u.biglobe.ne.jp/~k-lib/hida2.html
そういえば私は群馬行脚の一ヶ月、その土地の文化施設を訪問している。私が昆虫の森や県庁前モニュメントへ疑問を持っている事が、このBLOGで伝わればいいと思う。決して文化政策を否定しません。むしろ群馬に生まれ育った者として、強くその必要性を考えています。現職とは文化政策の基本的な考え方や方法が違うだけです。でも先ずは、心の文化力です。
そうだ!赤堀の友人との話を思い出す。大塩平八郎から国定忠治へ、「一緒に救民に立ち上がろう」との手紙が残っているという話。田中正造と大塩は私の心の義人。国定忠治も勉強せねば。
P.S. まだ館林の田中記念館(田中正造を顕彰する市民団体が、幼稚園旧舎を借りて開設)へも行っていない。