昨晩は、志を同じくする政治団体主催のパーティーが前橋市内で行われた。私は記者会見場である館林から駆け付けた。開会1時間前だというのに会場前には大勢のスタッフと、もうすでに数十人の参加者の方が待っておられた。30分前にはそろそろ駐車場が窮屈になり6時にはホテル周辺は渋滞。そして会場が一杯で急遽、隣の宴会場も使用することになった。ロビーも受付が一杯。私がステージに上ると、25年間の思い出の方々が会場を埋めている。
ふと、妻から聞いたガブの話を思いだした。
龍「それぞれの仲間から、追われたオオカミと山羊はどうした?」
三枝「それから大変だったの。桜子は泣き通し。川に飛び込んで、流されて、分かれ分かれになった二人が、やっと会えた。でも裏切り者のガブを追いかけて、オオカミの群れが、やって来たの。ガブはメイを逃がすために、その群れと戦いに山を下りる。でも雪崩に巻き込まれて、群れは全滅。ガブは記憶喪失になって、彷徨う。そのガブを捜してメイは、一生懸命探し回る。やっとガブを見つけて、走り寄る。でもガブはメイに噛みついて、洞窟に連れて行き満月になったら、食べると言うの。メイは「ガブ、思い出して!!」と何度も言うのだけれど、ガブは思い出せない。そして満月の夜になって食べようとするガブに「嵐の夜に。嵐の夜に。」とグッタリしたメイは念仏のように唱える。嵐の夜に二人は出会って、真っ暗な闇の中で、互いを知らずに励まし合って、その嵐を乗り切った。二人の初めての出会いの夜の事をガブはついに思い出す。 そして二人はドンなことが会っても、ずっと一緒に暮らそうと誓うの。」
会場のみんなの顔をみて、それぞれの仲間と関わったその時その時を回想する。
この狼とヤギの友情と同じ友情をもった仲間を私はこんなにも多く持っていたのだと嬉しくなった。私の仲間には、ちょっとだけ弱い処を持っている方が多い。あるいは、そういう人への愛情を持っている方が多い。社会の隅っこで生きる。それどころ、社会の隅っこにさえも居場所を失った者が、助けあって、支え合って、生きる。自分を犠牲にしても、仲間を助ける。こんな友情や愛情に溢れた私の同志の集団が、昨晩、唐突に現れた。龍と仲間たちがベールを脱いだ瞬間と思った。私は組織作りの名人ではない。むしろ組織を作ることは不得意だ。遠慮もある。でも山本龍は、こうした友情と数多く会えた。今は遠慮せず、どうか私の戦いを支えてくださいと、心から叫んだ。勿論、みんなの心に届いた。