わたしが契約している時事通信のネットニュースでしばらくぶりに群馬県関係の記事が配信されていた。いつも思うのだが、この時事通信社のネットニュースでは他県と比べあまり群馬県関係の記事が少ない感じだ。先進的な取り組みが他県に比べて少ないとは思えないが。他の都道府県が多様な取り組みを行っているのだろう。
群馬県教育長のコメントが紹介されていた。共感を呼ぶ内容なので引用し紹介したい。
◇具体的行動を=内山征洋・群馬県教育長
「7・5・3」―。高校生で7割、中学生で5割、小学生で3割が授業を理解していないことを表す。ある時、教育関係者の1人がこの言葉を平然と口にした。「怒りを覚える。分からない子を放っておくのは教育の責任を放棄するものだ」。こう語るのは内山征洋群馬県教育長(うちやま・まさひろ=62)だ。
民間研究所と大学院を経て、27歳で入庁。以来、主に公害課など「環境畑」を歩いてきた。工学博士号を持ち、母校の群馬大学で非常勤講師として「環境科学」を教えていた経験もあるが、教育にかかわったことはほとんどない。「教育は素人。だからこそ、教育業界を客観的に見ることができる」と話す。子どもに身に付けさせたい基本的な礼儀や生活習慣を『ぐんまの子どものためのルールブック50』としてまとめ、全小学生に配布した。「早寝早起き、3食食べて、親の手伝いをしろと。これがしっかり定着できれば、基礎学力は自然に付いてくる。できなければ、本当の意味での生きる力にはならない」。
昨年10月には、学力低下対策として、土曜日を授業の復習などに充てる「土曜スクール」導入を提案した。「私はつまらない講演は席を立って抜ける主義。分からないことを聞き続けるほど辛いことはない。授業も同じで、分からなければ学校が苦痛になる」。授業に付いていけない子どもを見捨ててはならない。その一心で提案した。
思い入れのある言葉は、新聞のコラムで見つけた「言葉をもてあそんで国を失う」。「教育を崇高なものと考え過ぎるあまりに、議論が理想論で終わっているのでは」。教育行政に携わるようになってから、そう感じている。「今求められているのは、抽象的な議論ではなく具体的な行動。子どもたちのために何が必要かを考え、実行していくことが必要だ」と力を込めた。(了)(2006年3月24日配信)
【iJAMP「クローズアップ」より】
県庁の職員さんもこの時事通信ネットニュースを受信している。他県の先進例なども当然配信されご存じだろう。群馬県発を求める事はしませんが他の県の良いアイデアなど研究採用して欲しいと思う。
それにしてもこの時事通信の自治体ニュースは参考になる。毎日配信される都道府県のニュース、市町村のニュース、中央官庁の地方政策ニュース。50本ほどの記事はそれぞれ皆、地方の頑張りが伝わってくる。年間12万円の受信料は一寸お高いとおもうが、これも議員の精度アップには必要な支出だろう。
さて今日の報告。朝から大学時代の友人がわたしの政治力アップに来てくれた。妻が風邪気味で娘の桜子がお茶接待してくれた。その友人は、私にPドラッカーを教えてくれた友人。大感謝している。先日も、金利上昇と地方財政についての考察を私へ与えてくれた。
午後は、高島先生のご葬儀。私の先輩県議。当選8期、大先輩。議員職と同時に畜産振興を生涯の目標に戦った方。式場には正副議長、知事、県議OB、現職そして畜産関係者が埋め尽くした。ご冥福を祈ります。
夕刻は長野原町の同志会。楽しい時間を過ごした。
なんか最近は日記風になった。あまりラジカルな書き込みを避けていると見られるかも知れないが、敢えてではない。怒りでタイプする様な出来事に出会えば、魂を振るわせて書き込みます。
コメント (2)
教育長の話題でいうならば、私からは、中之条町の中澤由喜子教育長の名答弁にいまでも感動を覚えております。
それは、昨年末に中之条町議会へ傍聴に出掛けた際、ある議員のトンチンカンな質問に対するものだったのですが、学力低下に関して、最近中之条のこどもたちはどうなんだ?というまあある意味心配しているオトナの代表として、聞かれたものとは思っているのですが、なんだかそのことは、議会で聞くより、文教関係で、役所の職員に質問すれば良いものを、わざわざ議場で取り上げるほどの重要なテーマではないのではないかと、私などは思っておりましたので、中澤教育長の出方を見守ったところ、すかさず「数字ではかれるものとそうでないものがあり、議員がご指摘されたのは、数字ではかった上でのことだと思われます。町側としては、両方からの支援を積極的に行なっていきたいと思います。」なるべく正確を記したつもりですが、でもそんなふうな答弁をされて、なんてスゴイ人なんだと、改めて感動を覚えました。そして、なんといっても意味不明で失礼な質問をしている議員に対して、逆に失礼のないようにやんわりと答弁している姿が、印象に残り、心地よく響きました。その後「中之条町議会だより」などで、確認したのですが、あのような答弁は、書いてありませんでした。だから「百聞は一見に如かず」ではありませんが、直接その現場で受けとめた事実は、結構一生に残ることでしょう。
投稿者: net-k | 2006年04月05日 11:26
日時: 2006年04月05日 11:26
そのような姿勢を持つリーダーを持っている市町村の幸福。
まさにリーダーに掛かっていると私も思います。
投稿者: りゅう | 2006年04月05日 11:26
日時: 2006年04月05日 11:26