元日、昨日の書き込みもいつもの調子で終わってしまった。とても新年のご挨拶の雰囲気ではない書き込みを年頭に続けた事を反省。そこで、改めて新春の御祝いを申し上げます。
しかし、何処が御祝いなのか?新年を健康で迎えたことだけだ。昨年の新年は、「10万円のおせち料理が売れ筋」などの記事があったが、今年は確実に希望格差社会の到来を感じさせ記事が新聞各紙を埋めている。人口減少社会への突入。無年金の国民の増加。一方、一攫千金のIT・株長者の話。ひっそりと孤独死をする人の記事を見ながら、この格差の是正を如何にするのか?格差が埋まらないなら、置いてきぼりになった人々を社会が如何に守って行くのか?私の新年の思いはこの一点に尽きる。とても「御祝い」の雰囲気ではない。
ここでいう「社会」とはつまり「政治」の意味である。そして私のいう「社会が担う守り手の役割」とは、「財政民主主義と税による所得配分機能を如何に機能させるか。」を再構築する新しい政治の実現であると考える。
これは、政治リーダーの人間性や、その人物の感受性、立脚する地盤によって左右されるとの批判もあるだろう。しかし少なくても色々な個性を持つ人々の合議体である議会が、議論によって、そのコンセンサスを得ることでその個体差を解消出来るのではないか。
ともあれ、色々な考え方を持つ人々が議論を通じて合意に至るこの民主主義の恩恵を、「所謂・負け組」の人々が得られることを目指して行く。これが私の新年の願いだ。
コメント (2)
あけましておめでとうございます。(一応決まりですから)
「格差」について同感です。
本日の朝日新聞一面も「教育費用支援を要する児童が増加中で
都県によっては1/4にも達する。一方では月数万円の塾費用」
という記事で、正月早々暗い気持ちになりました。
活力ある社会のためには「競争が必要」であることや、一定の
所得格差はやむを得ないと思います。しかし、義務教育段階では
絶対に「均等な機会」が保証されるべきではないかと思います。
『民主主義の恩恵を「負け組」の人々が得られることを目指し
て行く/by龍』はもっともでしょうが、義務教育児童は正にスタ
ートラインに立ったばかりの選手であり人生はこれからです。
こういうところまで格差が持ち込まれないような社会を目指し
てのご活躍を期待いたします。
投稿者: your fan | 2006年04月04日 20:09
日時: 2006年04月04日 20:09
こんばんは。龍です。
コメントを頂けると嬉しいです。それが批判でも。いや私の意見と違う視点でのコメントは、賛同より嬉しいと感じます。
義務教育の場で既に格差が生まれている。これが最重要課題との指摘。同感です。
むしろ、弱い部分に最初にひずみが顕在化するという事です。
かつて子育て環境特別委員会で神戸の少年の家を訪問し、そこで園長先生の話を聞いた事があります。「世の中の悪い問題が最初に顕在化するところがここです。少子化の中でも入園児は減らない。少年時代の傷は青年期に出てくる。児童相談所などの子供と向き合う分野の拡充、連携の必要です。」との話を伺いました。
一方、群馬県は「群馬中等中央学校」という名のエリート教育中学校を建設し、全県の最優秀教員を配置しました。
我々は、この学校の価値には賛同するものの、県教委の最優先課題は
別の問題ではないのか?との指摘を行ってきました。
そして、経済事情で修学不能の問題。さらには不登校や学習障害児童への専門教員の加配等の必要性を訴えてきた。
しかし、「山は頂が高ければ、全体的にボトムアップする。」との
答弁でこれが強行されたのです。
「あれも、これも出来ない。」は知事自身の言葉です。
優先順位を如何に付けるのか、その順位付けに問題がある以上
県政運営自体が過っていると考えざるを得ない。
仮に、「優秀な子供も夢へ羽ばたけるエリート教育も必要。」であるなら、政治のバランス感覚から、その対局への配慮も必要なのは当然です
さて、この非エリートの子供達が、このまま何らケアもなく大人になれば、それは社会問題化するでしょう。つまり小寺県政は一人のノーベル賞学者と多数のニートを生みだす県政を行っているのです。
この事を先の決算委員会でも、小寺知事へ質しました。
「山本委員の指摘の今日的な課題を積み残していると将来が大変という指摘ですが・・・ 今の課題ばかりに目を向けているのではいけない。将来を見ながら県政を進めています。この議論は今か?未来か?全問答なってしまう。」
将来を見ながら、県政運営するのは当然だ。積み残しがあるのに
未来だ。未来だ。いう知事の考えに議論を向けてはずだが、噛みあわなかった事を思い出す。
未来のファーブル博士を生み出す為の80億円の昆虫の博物館
未来のハッブル博士を生み出す為の40億円の天文台
未来の国連事務総長を生み出す為の県立中公一貫校
このベクトルの影で、学校へ通えない不登校児が3000人居ることが
問題なのだ。
投稿者: りゅう | 2006年04月04日 20:10
日時: 2006年04月04日 20:10