/////////山本龍2009−6月議会 一般質問原稿2009-6-2////////////
知事がふるさと尾島の議会に挑戦されたのが25年前、
私もそのころ小渕恵三さんの書生になりました。
私たちは経験から、政策の方向展開には時間がかかることを学びました。
多くの変革を嫌う既得権益からの逆風によって改革は進まないものです。
しかしだからと言って、諦めることはできません。
知事選挙において県民は長期政権へのNOをつまり変化を選びました。
県民目線の政治は暮らしを守ります!というメッセージを届けるために、
大沢丸の機関全速航行を懸命に続けてまいりましょう。
知事も議員も、県民の暮らしの現場を歩き続けてきました。
皮肉屋は地方政治を「どぶ板政治家」と誹るでしょう。
しかし霞が関のエリート官僚が見たこともない暮らしの悩みを背負って、我々はこの議場に立っております。
県民目線の現場主義こそ私たちの誇りです。
私も、知事選 一年間 暮らしの現場を歩いてきました、4分の1世紀続いてきた長期政権に踏みつけられ見捨てられてきた人たちに出会いました。
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払った年金が貰えないお年寄り |
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病院が遠くて行けない |
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いやお金がなくて行けない |
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仕事を失った父、そして失業や経営の危機の中で自ら命を失う人 |
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その父を失った子供 |
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そして私たちは彼らの思いを群馬県政へ届けると約束して今日まで歩いてきました。
「政治が自らを改革します。そして30年間の官僚支配でほころんだ信頼の政治を民間知事が取り戻す。」とのメッセージを発信するために。
5つの項目で質問を行います。
Q1
最初の質問は玉村下水処理センターについてです。
群馬県の人口の3分の1の日々の暮らしから出る汚水を処理する施設です。
30年前、機動隊まで出動する反対運動の末に、ときの総務部長である前知事が、不安におびえる住民へ絶対に公害を出さない施設と約束して工事にこぎ着いた施設です。
群馬の南の小さな町へ、群馬県の人口の3分の1の人たちの家々から工場から、毎日汚水が総延長何百キロもの鉄管に中を流れ集められる。
その巨大な汚水のプールを故郷に作ると言われれば誰もが不安に思う。
当たり前です。
その時 前知事が約束した「住民が安心する下水処理センターにする。」との約束が実現していると、知事は考えていられますか?
問題解決が30年間先送りされてきたのではないか?
Q2
では県土整備部長におたずねします。
PCBの混入を管理する装置もない、不明水の流入による汚水のオーバーフロー、耐震化工事の先送り、臭いを防ぐ汚水処理マスの蓋の設置など、30年前の約束をいつ実行するつもりですか。その実施計画を示してほしい。それには一体いくらの工事費がかかるのか?
Q3要望に変える
それが示せなければ30年前の前知事の約束は、その場しのぎの甘い言葉。いやただ欺いただけです。日々、不安な日々を送る人々の希望を踏みにじっただけです。あとは野となれ山のなれとの問題の先送りされてきた問題を現場主義の大沢県政で放置しないのです。では次の質問を知事へお尋ねします。
Q4
暮らしの現場を歩きながら、私は、様々な文化を手弁当で担っている人にたくさん出会いました。
そして私は気付きました。
文化は経済と同じように地域を豊かにすることです。コミュニティーを復活させるのです。
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収入は少なくても、地域のキズナがあれば故郷に人は残るのです |
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絆があれば老人や子供を地域が支えられるのです |
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役所の上から目線で文化行政は無駄だと気付きました
巨大な文化会館でも美術館も地域の人は求めていませんでした。彼らが求めるものはチョットした応援なのです |
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お囃子の太鼓や踊りの衣装の修理代 |
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安い料金のアトリエや工房 |
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経済に恵まれない子供たちが美術や音楽を学ぶ奨学金制度 |
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あるいは美術品のよる税金物納制度などです |
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知事!建物を作るお金を文化を担う人を支えるお金へ変えることが必要です。知事の所見をおたずねします。
Q5
文化を担う人たちが地域の子供たちへ群馬の文化や人物、歴史や自然を伝えています。
「偲ぶ毛の国 ふたご塚」「分福茶釜の茂林寺」、「昔をしのぶ多胡の古碑」など口の端にのぼるものの私は意味を知らない見たこともない。新島襄や内村鑑三、船津伝次兵衛を知らず、大胡に城があったことも、ましてやそれらの歴史や文化を守ってきた人たちに気付きもしない。知事のマニフェストにある尾瀬学校によって 「仙境尾瀬沼、尾瀬ケ原」とはこれだったのか。」と子供たちははじめて知るはずです。
祭りも“きずな”です。
尾島の祭りが知事の幼い時の思い出になっているでしょう。私も温泉祭り、中之条の鳥追い、前橋の七夕が少年の頃の思い出です。それは人と地域を・・・人と人を結びつける“きずな”です。大沢県政の目指す地域の文化や祭り“きずな”作りに私は賛成です。そこで各地の文化や祭りや集いを、知事として訪ねることを提案します。いかがでしょうか?
Q6
前政権のもとで作られてきた施設の利活用についてです。
そのうちの館林美術館、昆虫の森、天文台、・・・は知事が設置した県有施設の在り方調査委員会の報告書では、「はっきり今のままでは重荷だ。」とバッサリ評価された。
これらの施設が,借り物の文化であるように思えてしかたありません。
これらの施設は知事の言う地域のきずなを作ったでしょうか?
そしてこれらの施設は見る者に伝えると思われますか?
知事の率直なお考えを教えてください。
Q7
私はこれらの施設から、権力の奢りを感じます。
現場の暮らしとのかけ離れた王様の勝手さを感じます。
この施設を建設運営するために巨額の費用が消えてなくなります。
子供を守り育てるために使われれば、不登校の子供も障害を持つ子も危険な通学路に心配する子もいなくなると思わずにいられません。
「できてしまった施設!」と惰性で維持するより知事としてのリーダーシップで利活用を図るべきです。
たとえば、勝手な私見を申し上げます。
昆虫の森(建設費72億円 年間赤字4億円)は野外活動の場として里山以外の施設が元産廃処分場に真上に立地していることの影響もあると疑われる亜熱帯温室の閉鎖を提案します。
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県立館林美術館(建設費55億円 年間赤字2億5千万円)は、老朽化した館林厚生病院として再出発 |
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県立天文台(55億円 年間赤字3億5千円)は国立天文台への運営移管や有効に活用できる天文観測NPO法人などに「天体観測についてのアイデア」コンペを出させて管理委託など |
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老朽化して一部閉鎖された東京都世田谷の一等地にある学生寮(上毛学舎 地価基準地価19億円)は売却し、その代金を学生の奨学金へ。これなら、東京で学ぶ学生しかメリットがなかった学生寮が、群馬の青年が日本中、世界中で学ぶ奨学金になるのです |
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伊香保に近い森林憩いの森は伊香保渋川市へ移管 |
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県庁前芝生広場は駐車場へ |
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などと私は勝手に考えを巡らせます。
いつまでも所管課に任せていては改革はできません。役所の都合から暮らしへ都合へ変えることが人々の信頼を取り戻すのです。政権交代直後に伊香保観光協会から払い下げの希望のあった観山荘を伊香保へ移管したように知事のリーダーシップに期待しております。
知事の率直な考えをおたずねします。
Q8
知事。有難うございました。次は総務部長へお尋ねします。
2月議会において私の所属する県土整備委員会は県庁OBが多数再就職している「財団法人群馬県公園緑地協会」を群馬の森の管理者に指定する議案を否決致しました。
議決前、県側からは、公正中立な選考であるとの説明がありました。
しかし先週私はこれら県土木が所管する5つ公園を管理する5つの団体の3年間の評価結果を入手しました。それは県土整備部が依嘱された民間委員が管理の内容を評価したものです。それらは来週の常任委員会に提出されるとのことです。
問題は3つです。
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この評価では、落選した民間法人の評価が指定を受けた財団法人より評価が高いこと |
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この評価が先の2月議会において選考の参考に間に合わなかったこと |
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県土整備部と企業局以外はこのような民間委員の評価委員会がないこと |
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そこで総務部長におたずねしますが
私は、より選考結果に信頼を得るためにも、外部の民間チェックをもっと活用してほしいと思います。又すべての管理者の評価委員会の設置を取り組んで下さいませんか?
参考
グリーンクラフトマンから財団への指定変更する議案が否決しました。
私は天下り団体と県庁との癒着の弊害。天下り団体へ随意業務発注や指定管理者選考で感じる身内意識を感じます。
Q9
続いて知事にお聞きします。前回の2月議会において、私は公団公社へ県庁OBが多数再就職していることを指摘しました。外郭団体の31人の常勤役員のうちの18人が県庁OBでした。さらには調査資料によって、天下り先の公団公社へ群馬県庁が無競争で32億4千万円もの仕事を発注していることが明確になりました。昨日の岩井委員への答弁でその随意発注率は100%と判りました。 関係団体への再就職は、解消するべきです。これらは前政権の風習であって民間知事として改革していくべきと考えますが如何でしょう?
Q10
役所の都合で決めるのでなく、暮らしの都合に政治を合わせていくべきです。
手当てを時代に合った形へ変更するべき、
昨年知事の県民目線によって給食員の手当が廃止された。給食を作る方へ給食を作る手当を支給する不思議を是正することは当然と思います。
人事課よりの手当一覧には、寒冷地手当、特別地勤務手当などいまから50年以上も前に支給が決められた手当ばかりです。
寒冷地と言っても、シベリアではありませんし、特別地といっても群馬です。
今まで役所の論理に支配されてきた県庁へ乗り込んだ民間知事として、県民の常識で改革に取り組んでほしい?と思いますが如何でしょうか?
Q11
この13日に検討審議会から「地元住民の理解を条件に前橋日赤病院の移転が望ましい」とする最終報告が日本赤十字社の群馬県支部長である知事に答申されました。
移転反対に対する現地の周辺や前橋市内全地域などの一般市民の皆さんが寄せた署名は知事のお手元に届いていると思います。
私が見るところでは、現地建て替えの検討がされたとは全く思えません。
調査もせず、「今のところじゃ駄目!」と言われ、今まで90年、日赤に土地を寄付し救急車やヘリコプターの騒音にも不平も言わないで日赤病院を支えてきた地元の方が納得は得れるとはおもえません。
調査をしてほしい。移転ならその理由を納得したい。この住民の気持ちは知事も同感でございましょう?如何でしょうか。
Q12
そのほかにも住民が理解できない疑問があります。
10年前に建設費92億円をかけて日赤病院の東棟建設の際に郊外への病院移転は議論されたのか?
当時の日赤群馬県支部長の小寺前知事です。移転の必要性を知りながら、92億円もかけて東棟を作ったのであれば、無責任です。
この建て替え問題については、残念ながら様々な外的要素も含まれていることはご存知のことと思います。実は私の手元に1枚の区画地図があります。ここにはまだ白紙であるはずの移転予定地が色塗りされている。このような様々の疑念を払拭するためにも公正な日赤病院建て替え検討が必要と考えます。
病院経営者側の意見は出ましたから、それに加えて一般の地元住民の代表、交通網や都市整備の学術経験者やプランナー、建築デザイナー、病院経営のコンサルタントなど総合的に意見を交わす検討会議を設置することを提案いたします。いかがでしょうか?
Q13
最後に知事にお尋ねします。命を救うドクターヘリ、経済的に困っている子供が安心して治療を受けられる15歳までの医療費無料化政策、子供と教師のふれあい の時間を生む30人学級、群馬の自然の宝を体験できる尾瀬学校。 知事の主要なマニフェストが実現できたことを評価します。しかしその一方で財源の不安から、15歳までの医療費無料化政策では実現までの間、県民へ不信感を与えたことは残念で堪らない。また尾瀬学校もできれば泊まって星空を動物の鳴き声を体験させたいとも思う。私は県庁内の政策実現へのサポートの不足を疑うものです。「たった一人の民間人として県庁へ乗り込んだ知事へ、財源は削って生み出すから知事。県民との約束を果たしてください。」との庁内からの支えが足らなかったと思うのです。
知事のマニフェストは県民によって選択された唯一の政策です。そのマニフェスト実現の方向が誤れば、われわれは議会改革を進め政策調査、立案機能を高め、その誤りを正し ます。マニフェスト実現のスピードが遅ければ、我々自身の議員給与の削減をし財源確保を応援します。群馬の政治が信頼され続けるようにわれわれはいつも社会正義を貫きます。
最後に知事のマニフェスト実現に向けての決意をお尋ねします。
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